会場は人里離れたペンション
トーチャンに送ってもらった、道中何台も初心者マーク貼られた車があった
免許無い俺はトーちゃん
トーチャンに送ってもらってからしばらくの間はうろうろしてたんだ、ペンションの駐車場の前で。
そしたら名前知らん男が「誰だこれ」って近寄ってきた。
で、「ん、卒業生ですか?」って言われた。
俺は「うん」と返す。
「マジか!何うろついてんだ中入れよ!」
俺はこの男のおかげでペンションへの入場に成功したんだ。
歩きながら俺は勇気を出して「あのー俺みたいなんが参加していいの?」と聞いたんだけどきりやまは超笑顔で、
「良いに決まってんだろ!」
めちゃくちゃ嬉しかったです
ちなみにこのペンションは一階建てで普通の家みたいな感じ
人里離れた超田舎にあります 、コンビニまで15キロある
玄関の扉は開けっぱなしで外にも靴があった
俺はクロックスを脱いで玄関の外のはしっこに置いたんだけどその間にきりやまは中に入っていた
俺は中に入りたかったんだけど靴の海があって入れない、、、きりやまどうやって中に入ったんだ、、、
大袈裟と思うかも知れないけどホントにめちゃくちゃ靴があって足の踏み場なかったんだよ
でも女リア充が俺に気がついて
「何してんの!」
真顔で言われた
真顔で言われたし、しかもタバコも吸ってたしますます怖かった
「飛び越えておいでよ!」
俺はこの女リア充に救われてペンションへの侵入に成功したんだ
てか、飛び越えれば済む話なのに気がつかなかったのがなかなかはずい
中に入るともう宴は始まってて、テーブルには食い物と酒の山、あんな量誰が買ってきたんだろう
てか書いてる途中で気がついたけど会費はらってねええええ
まぁ集めてる様子もなかったし俺ぼっちだし大丈夫だよなきっと?
しかしめちゃくちゃタバコ臭かった
きりやまはテーブルに座ってタバコ片手に女子と爆笑してた、もちろん俺には目もくれない
その右隣に畳間
食卓の正面にリビング
リビングと畳間からかなり広い木製の床のベランダに出れて、そのベランダと庭が繋がってた
めちゃくちゃ庭が広かった
ペンションの後ろが海だった
あと玄関から左に行くと便所、風呂、広めの寝室
その畳間とリビング、食卓、ベランダにたくさんの人がいた
男子はほとんどタバコ吸ってたような気がする、女子は男子ほどは多くはなかったけど
俺はどこに行っていいのかわからず立ちつくしていたんだけどクラスが一緒のサッカー部の超絶イケメンリア充のMがビールを運んでいるときに俺の前を通って声をかけてくれたんだ!
「お。1!待ってたぜ!まー座れよ。」
この声のおかげで畳間に座れたよ
リア充のブログに「○高生にお知らせ!」って書いてあってそこにペンションで泊まることについて書いてあったの
誰でもかもーーーーーん、なんなら他島もこぃ(笑)。(原文ママ)って書いてあったんで行ったんだ
しかも放課後一人で歩いててMを含むリア充たちにばったり会ったときに「暇か!?一緒にカレー食いに行こうぜ!」って言ってくれたんだ、もちろんカレー食いに行ってそこでぼっちになったんだけどね、たまにMが話しかけてくれたから良かったけど
Mは真ん中にLAって書いてある白の帽子を後ろ向きにしてかぶっててめちゃくちゃ似合ってた
Mの話はこれくらいにして俺の話な
畳間に座ったはいいけど誰にも話しかけられないし飯も飲み物も回ってこない
結局、しばらくしてからベランダに出てしまった
俺はちょい震えながら暇してた
畳間からベランダに出ると右側にクーラーボックスが3つくらいあったから開けたんだけど全部酒でした
俺はこの時これが最近、2ちゃんで騒がれて炎上するTwitterやブログの種になるイベントだと気がついた
でも俺はおうちが厳しいしなにより酒とかタバコに興味がないからクーラーボックスから何もとらずに閉じた
しかしうるさいことうるさいこと
畳間ではミスだかなんだかに選ばれた女子を男三人がタバコ片手に口説いてた、これが酒の力?
癒し系なキャラでクラスでもたまに話してくれた野球部の奴がソファーでタバコ吸いながら誰かと爆笑してるのを見てショックを受けたよ
またまたちょっとしてから、そのミスを口説いてた男が俺に気がついて「おい何してんだよ!しけたツラすんなよー」って言ってきた、めちゃくちゃ岡村に似てる男だった
好きでしけたツラしてないのに、、、
結論は?
せっかく書き溜めたんだ詠んでくれよな
岡村が「ちょっと来てみ!」って言うから行ったんだよ
岡村は酒飲んでるし正直、殴られたりしないか怖かった
でも逆らえるわけないし行ったよ
「楽しんでるか~?」
「まあ」
「まあってなんだよ!今日は一緒に潰れようや!」
岡村のツレも「おうおう!」「潰れないと損だぜ!」と声をかける
俺は苦笑いで答えた
「ほらほらこれ食えよ!」岡村は俺をオードブルを勧めてくれた
正直、お腹空いてたしありがたかったよ、リア充って意外に優しいのな
単に酒の力なだけかも知れないけど
俺はありがたくオードブルを食べた、もう既に4割くらいは手がつけられてたけど
岡村「めちゃくちゃ食うなあwその調子だ!」
俺は笑顔で返した
美味いんだけど食ってたら喉乾くよね
だから飲み物探したんだ、酒以外の
でもテーブルの上には一升瓶が二本とチューハイと缶ビールが多数しかなかった
俺は岡村に「なんかジュースとかお茶とかない?」って聞いた
「ジュースならあるじゃんほら」
俺の目の前にゴトッと置かれたのはほろよいなんたらサワーティー
明らかに酒だった
俺「」
そのチューハイ?の缶を置いた数秒後にめちゃくちゃ強く煙が顔にかかってさすがに俺も嫌な顔をしたら
「あ!煙かかったか?てかタバコダメな奴?」
俺はうなずいた
「ごめんなあ」
まだ明らかに中が入ってるチューハイの缶の中にタバコを捨てた、リア充って平気でもったいないことするんだな
この数分後、岡村はまた吸い始めた
呆れたし、てか怖かったし何も言わなかった
俺「コクリ」
岡村ツレ1「つーかしゃべれや!いらいらするわ!」
急にばかでかい声で言われたからマジでびっくりした
俺「ごめん、飲まないよ」
岡村「いや飲めよw何いってんだお前」
俺「いやいいよ」
岡村「のめよー」
ツレ「お前損するべー」
俺「だからいいって」
しばらくこの押し問答が続いた、いつキレられるか内心怖かったけどキレられる事はなく押し問答が続いた
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名も無き被検体774号+[] 投稿日:2012/03/23 17:53:21 ID:i6zj48oH0(33)
押し問答に疲れたんでトイレ行くわと言って立ち上がった
何故か岡村もツレも追ってこなかったし何も言ってこなかった、立ち上がった時に「どこ行くんだよう」とは言われたけど
で、しばらくトイレに引きこもって酒を飲まなきゃいけないのかと本気で怖くなってここに書き込んでた
何も笑えない状況だったね
偏差値40
で割りと長い時間トイレに居たわけよ
酒だけは、タバコだけはダメだって思ってさ
誰かが書いたけど俺は両親ともに酒もタバコも容認してないし寧ろダメだと厳しく言ってきた
「近ごろはこういう泊まりで飲み会なんてあるらしいが絶対に流されるなよ」
こんなことトーチャンに言われてから車降りた、過保護だよなぁ
もちろん俺もタバコも酒も興味がない
それだけに俺はどうにかしてタバコと酒からは逃れたかったんだ
…そんなこと言いながら解決策なんか考えないでここに書き込んだりまとめ見たりしてたんだけどな
あぁ超眠い!
ちなみにトイレに入る人は見知らぬ女子だった
俺はもう畳間に戻りたくなかった、岡村に会えばまた酒をすすめられるから
そして気がついたら洋楽がめちゃくちゃ爆音で鳴っててリビングで何人かが超盛り上がってた、、、クラブかよ
俺は寝室に逃げようかと思ってガラガラと扉を開けたら金髪の女二人とスキンヘッドの男が談笑してた
俺はそっと、扉を閉じた
逃げ場はありません!
ちくしょーじゃあ畳間から、、、と思って畳間向かったんだ
それが間違いだったよ
リビングで洋楽ガンガン流しながらノリノリになってる陸上部のウケ狙い担当のやつに捕まっちまった
「待てや!お前も乗れや!」
かなり強い力で引っ張られたんでもうリビングに行くしかなかった
足早に動いてたから捕まったのかな?
「シャシャシャシャシャ\エビバーディ/」っていういちおうは聴いたことのある曲が流れてたからちょっとはのれた気がする
エビバーディの所で何十人も叫ぶからガチでやかましかった、俺はもちろん小声
適当に「シャシャシャシャシャエビバーディ」で乗ってて陸上部の奴が見てないすきに逃げようとしたらまたまた強い力で引っ張られたんだ
「まだ終わってないやろが!」
さすがにちょっとイラッとしたので勇を鼓して
「いやもう疲れたよ」
こういうと陸上部の奴はシュンとなって
「あー、、、ならしゃーないなあ、ごめんな、ワビにこれあげる」
封の切られてない箱を渡された
マルボロ?って書いてありました
俺「」
って言い終わらないうちに陸上部の奴は洋楽のグルーヴの中に戻ってしまった
どーすんだよこれ、、、
てか普通にタバコの山に戻せば良いじゃん!って思って食卓テーブルの上にあるタバコの山にそっと置こうとしたら
「おー戻すな戻すな戻すな」テーブルに座ってた人たちがきれいにハモった
俺は言い返せなくてタバコをポッケに閉まっちゃった
いちおう結論から言うと、タバコは吸ってません
もらったタバコは畳間に置いてきました
で、俺は外でやり過ごそうとまだ考えてたから畳間からベランダに出ようとしたんだけど
岡村「おい逃げるなよ飲もうやぁ?なぁ?」
めちゃくちゃ強く足を捕まれた、酒飲んだら力強くなんの?
岡村めちゃくちゃ顔赤かった
でも今回のは無理だった
岡村だけなら良かったよ
岡村のツレだよ
岡村のツレが押し問答を見てイライラしたみたいで
「飲まんなら出てけやダボがぁ!」ってガチギレされた
それに乗って岡村もキレはじめた
「お前なめてんのか?ふざけてんのか?」
こんなことを言ってきた、、もう泣きたかった
で罵倒されること数分
気がついたら五人に文句言われてた
もちろん全く知らん奴らに
かな~り口悪かったし今にも殴られそうな勢いだったから逃げる事なんてもちろんできません
めちゃくちゃ怖かったからね?
だから仕方なく俺は折れた
「わかったわかった!飲むよ!」
ツレ「さすがだなぁ!」
ツレ「男だなぁ!」
正直、絶対飲みたくなかったから一口で済ませるつもりでうんと言ったんだ
もちろん一口では済みませんでした
岡村「ほら!」
酒を手渡された
さっきのほろ酔いなんとかティーサワーだ、ちょっと温くなってた
岡村「あーイッキしてくれるよね?」
俺「」
岡村&ツレ「は?」
岡村&ツレ「なにお前」
怖すぎワロタ
もちろん笑ってません
殴られるよりはマシだと思って、俺は酒を開けた
岡村&ツレ「おーしいいぞー!」
でも結局、説得したらイッキ飲みは避けられたよ
「ノリわりーな」「つまんねー」
こんなこと言われたけどイッキ飲みするよりはマシです
岡村「じゃあとっとと飲めよ!」
俺は一瞬迷ったけど酒を体に入れた
レモンティーが苦くなったような味が広がっていく
めちゃくちゃまずかったしなんか頭がクラクラしてきたの
「もういいだろ!」
俺はそういってからトイレに本気でダッシュした
「待てよ」「終わってねーよ」
こんな声が聞こえたけど無視無視
こっからトイレに入ってここに二回くらい書き込んだ後、吐きました
フラフラしててヤバかった
こっからちょっと記憶が飛びます
気がついたら寝室で寝かされてた
岡村「おい大丈夫かよお前」
大丈夫じゃねぇよカス
そこでフラフラ~ッと倒れてまたげーげー吐いて、、、
んで何人かが運んでくれたらしい
岡村「ガチですまん!」
俺「大丈夫だよ、、、」
リア充怖いから本音は死ねだなんて言えません
結果的に俺は親を呼んで深夜に帰りました
んで帰ってから父親にマジギレされて一発殴られて泣きながら眠りました
二度とお泊まり会には行くなだそうです
おわり
なんか質問ある?
周りのは酒の力だ、楽しませようとしたわけでは無いだろ
なんにしろ楽しもうぜっていう場で自分が迷惑かけてしまったんだし
ホントだよな、自分のこと棚に上げて何言ってんだろうねコイツ
イッキさせられそうになったんだぞ?
マジで迷惑な奴だな
完全にお前が悪い
(転載元:http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1366491008/)
いや押しに負けず酒とタバコを拒否ったのは正解だろ
協調性()なんか気にして犯罪犯さないだけマシ