何か気分がそういう気分なんだwwww
幼馴染に出会ったのは俺が小2の時
母親の大学時代の後輩が引っ越してきて、ちょうど俺と同じ年の子供がいたので子ども同士仲良くなるだろうということで俺は幼馴染と会うことに
最初の印象は、あんまないな
まあふつうの女の子
その時は異性を意識するような年ではなかったから友達として仲良くなる
家も近く登下校の班が一緒だったので俺は幼馴染といることが多かった
1年ぐらいするとお互いの壁は完璧になくなって兄弟みたいに仲良くなった
3年生終わるまではくらいはそんな感じですごい仲がよかったと思う
けど4年生になるとそうはいかなかった
4年の時は幼馴染と違うクラスだったんだけど俺はちょくちょく幼馴染のところに遊びに行ってた
でも、小学生ってそういう年頃だと仲良い男女をちゃかすわけだ
俺らも例外ではなく周りからカップルー!wとか言われてあんまいい気はしなかった
別に幼馴染のことが嫌いとかじゃないけど周りから言われるのは何かやだった
だからちょっとずつ話す機会は減っていった
5年になって幼馴染と同じクラスになった
俺はけっこう嬉しかったのを覚えてるwww
そのクラスは男女仲がよかった
男女それぞれリーダー格のやつらがいてそいつらが先頭に立ってクラスを盛り上げてた
一応仲がいいって言ってもやっぱり集団になってグループはあった
だいたい
リーダー格のリア充グループ
その下の中流グループが何個か
あとはおとなしい奴らみたいな感じだった
俺は中流グループの立ち位置だった
でも幼馴染はリア充グループのリーダーと仲が良くリア充グループだった
幼馴染はあんまり前にでるようなタイプではないし元気ってわけでもないから俺は幼馴染が仲良くやってて嬉しいなとか思ってた
でも俺はこのグループの形態に1年間苦しむことになった
俺も女子と話さないわけじゃないけどリア充グループは比じゃない
リア充グループ同士共通の会話があったり俺たちは少し入りづらい雰囲気もあった
その中で恋愛に関する話があった
まあ、5年になれば少しそういう話もでてきて不思議じゃないが
俺も何だかんだ俺に好意を持っている女子とかいないかななんて思ってた
そんな呑気に考えてたらクラスのイケメン上位のやつが幼馴染が好きっていう話がでてきた
こいつはイケメンだしスポーツもできてもちろんリア充グループだったのでサッカー少年にしとく
俺はこの時初めて焦りみたいなのを覚えた
でもそれは好きって感情じゃなくちょっと気になるなあぐらいだったと思う
そういう話を聞くと幼馴染とサッカー少年の動向が気になってしかたない
たぶん2人が話してたりすると横から見てたと思う
それでも幼馴染と仲良いのは俺だと思ってた
そんな感じで時は流れ、忘れもしないバレンタインがやってきた
小学生のバレンタインなんてうちではみんな恥ずかしいのかあんまり一大イベントではなく
女子が友チョコあげるくらいだった
でもその年は違った
クラスの女子が本命をあげるみたいなノリができてた
クラスの女子と言ってもリア充グループとプラスアルファぐらいで全員ではないけど
俺にとって幼馴染がそれに参加するってことが重要だった
俺は幼馴染には毎年チョコもらうけどそれも恒例行事になってから本命はもらったことなかった
この時期はみんな○○は誰にあげんだろ?とか予想するのが流行ってて幼馴染とサッカー少年が話題にでるたびヒヤヒヤしてた
そんななかバレンタイン当日
俺は朝人生で1番というぐらい不安を抱えて登校した
幼馴染は別に普通で俺はチョコのことを聞きたかったけど聞けなかった
学校の校門のところで幼馴染が俺に言ってきた
幼馴染「今日用事あるから放課後ちょっと待ってて」
俺はこの時絶望した
やっぱサッカー少年にチョコあげるのかって
その日は1日中上の空で
体育の時間草むしってたらめっちゃ怒られたのはいい思い出
何で怒られたか未だに理解できない…
放課後になって案の定クラスにはリア充グループが残ってる
ここでチョコ渡すんかなあって思ってたけど
リア充グループたちはどっかへ行ってしまった
まあ、たぶんそこでチョコを渡したりしたんだろうけどよくわからん
俺は15分くらい教室で幼馴染をまった
俺は幼馴染が戻ってきたらせめてサッカー少年とどうなったのかきこうと考えていた
幼馴染が戻ってきて最初にでた言葉は
俺「おー帰ろうぜ」
みたいな感じだったwww
いざそうなるとびびってきけないもん
幼馴染「その前にこれ」
俺「え?」
幼馴染「いつもは家だけど今日は…」
俺「え?サッカー少年は?」
幼馴染「それさ、私あんま言われるの嫌なんだよね」
俺「チョコは?」
幼馴染「あげてないよ」
俺「俺にはくれんの?」
幼馴染「毎年だしね。でも今回は1人で作ったから特別」
会話は曖昧だけどこんな感じ
サッカー少年のことと幼馴染がそれを嫌がってるってのを聞いた
特別って言ってくれたのは覚えてる
すげー嬉しかった
そん時は俺に対する気持ちが特別とか思ってたけど
何か上手くいえないけど
チョコもすごい嬉しかった
それで何と無く俺は幼馴染好きなんだって自覚した
小6は幼馴染と同じクラス
小学校で1番楽しかった
修学旅行とかいろいろあったけど
卒業までとばす
俺は幼馴染に告白しようかなって思ってた
その時はぶっちゃけ幼馴染は俺のこと好きなんじゃねって思ってたし卒業式の独特の雰囲気で気持ちが上がってて俺は告白する気満々だった
卒業式は特に何もなく終わった
俺はずっと告白するチャンスを考えてた
卒業式が終わるとみんな卒アルにいろいろ書き込むじゃん
俺ははやく帰らないかななんて思ってた
教室で告白しようと思ってたからね
けど結局できなかった
俺も仲良い奴らと帰ったし幼馴染も仲良い子たちと帰ってた
告白は失敗したかと思った
俺と幼馴染の家族で卒業祝いにご飯を食べに行こうって話がでた
俺は今度こそ告白しようと決心した
ご飯中に告白は無理だから
飯が終わって帰る前
俺「めっちゃ食べたなあ」
幼馴染「おいしかったね」
俺「腹いてえは、帰ったら散歩しようかな」
幼馴染「いいかもね」
俺「幼馴染もくる?」
幼馴染「じゃあ、行く」
みたいな感じでさりげなく2人きりになるチャンスをつくった
家に帰って
親に幼馴染と散歩してくるって言って家をでて
今思うとあの時親は勘付いてたかもしれないwww
幼馴染と夜の散歩なんてはじめてだった
小学校卒業してちょっと大人になった気分だった
幼馴染とは小学校の思い出についてたくさん話した
引っ越してきてから今までのこと全部って言ってもいいぐらい
俺たちは公園に寄った
ベンチに座って
告白しようとしたら
幼馴染「卒業おめでとう」
俺「幼馴染もな」
幼馴染「色々ありがとうね」
俺「何が?」
幼馴染「引っ越してきてけっこう不安だったんだけど俺がいたから最初ちょっと安心した」
俺「いや、お礼なんていいわwww」
幼馴染「…だから中学校でもよろしくね」
俺「お、おう」
みたいに幼馴染がかしこまるから告白する勇気がなくなってしまった
まあ、ただ単に俺がビビっただけだけどwww
関係を壊したくないってほうが強くでちゃって
結局また告白できないまま
小学校を卒業した
中学生は3年間幼馴染と違うクラスだった
最初の年は幼馴染と違うクラスですげーショックだったな
中学生になると
小学校以上に色恋沙汰はシビアなものだった
子供と大人の中間みたいなもんだから
仲良いだけでちゃかしたり
でも付き合いたいみたいな
よくわかんねえ感じだった
そんなんだから俺は幼馴染とあまり話せなかった
最初はちょくちょく話してたりしたけど
お前、幼馴染のこと好きだろとか言われんのが何か嫌でだんだん話せなくなった
2年になって
また幼馴染とは別のクラスになった
一学期の体育祭で幼馴染と話す機会があった
校庭の端で休んでたらたまたま幼馴染も来たから自然な流れで2人で話してた
そこで幼馴染が告白されたことを知った
実を言うとそんな話が噂で流れてるのは知ってた
幼馴染に告白したやつってのがまあ結構チャラいやつだったからなのかな
俺はその噂は半信半疑だったけど幼馴染から言われたことで確信に変わった
そん時はショックで良く覚えてないけどたぶん応援とかはしなかったと思うwww
幼馴染も元々付き合う気はないようだったのでよかったけど
今は好きな人いないって言ってたのは何とも言えない感じだった
ただ、この時俺の中で幼馴染が遠くの人みたいな感じがした
俺は告白なんてされたことなかったしリア充みたいに過ごしてない
でも幼馴染は告白されてる
そんで、幼馴染と話すのが何か辛くなった
だから中学生活は友達と遊ぶことばっかに集中してた
そんなこんなで中2は終わった
中3になってまた幼馴染とは別のクラスだった
毎年下駄箱に貼られるクラス替えの表を見ては絶望してたなwww
中3になって幼馴染と話すのはすごい減った
たぶん家族ぐるみの付き合いがなきゃ完全にただの友達になってた
そもそも小2から一緒なんて中学校じゃほとんどだし
俺が幼馴染と幼馴染って言えるかも微妙になってた
たまに話す時も俺はよそよそしかった
みんな塾に行き出して仲良い友達もみんな行って
俺は塾に抵抗があったのであまり行く気はなかったんだけどある日の夕飯で
母「あんた受験どうすんの?」
俺「まあ、勉強するよ」
母「勉強って最近成績も落ちて来てるし、あんたはやればできるんだから」
俺「大丈夫だから。まだ夏前だし」
母「塾とか行く気ない?」
俺「塾はめんどくさいなあ」
母「体験とかいってみたら?実は幼馴染ちゃんのとこで体験学習しててそういう話してるのよね」
俺「え?幼馴染の?」
母「そうそう、この前受験の話してて、やっぱり自力じゃ少し不安よねって」
俺は塾なんて行く気なかったけど幼馴染がいるってことを聞いて興味をもった
外面は仕方ないなあみたいなって感じだったけど内心幼馴染のことで頭がいっぱいだったwww
まあそんな大きい塾じゃないけどクラスとかはあったし簡単には見つからない
とりあえず色々話して
体験学習することになった
クラスは3クラス中1番下
生徒は10人ちょい
幼馴染はいなかった
けど俺は意外にも塾が思ってたよりいいとこだと知った
少人数だからなのか学校とは違うのからなのか勉強に集中できる
先生もなんか面白く感じる
1日授業をうけて体験学習期間はまだあったけど
親には入ろうかなって意思を伝えておいた
この頃は口実がないと幼馴染に話しかけれなかったwww
まあ、クラスも違うからタイミングを見計らってたけど何とか話せた
俺「俺さ今度○○通うことにしたわ」
幼馴染「俺って塾行きたくないとかいってなかった?」
俺「そうなんだけど、あそこの先生面白くてさwww」
幼馴染「え?誰先生?」
俺「○○先生だよ」
幼馴染「あー、○○先生面白いよね」
俺「すごかったwww」
幼馴染「昨日私も塾行ってたよ」
俺「うそ?見かけなかったけど」
幼馴染「俺ってどこのクラス」
俺「1番したのクラス」
幼馴染「隣のクラスに私いたけど」
俺「まじかよ」
幼馴染「3年生はみんな曜日同じだからね」
俺(まじか!よっしゃ!)
すげー嬉しかった
俺は塾が生活の楽しみになっていった
完全に塾に馴染んで
幼馴染ともちょいちょい話すようになった
けど塾って少人数だからなのか仲良い人多かった
幼馴染が男子と仲良く話してるのも見かけて嫉妬もした
今思うと話しかけるチャンスは平等なのにな
まあ、塾だから勉強も頑張った
成績はめっちゃ伸びた
あん時は勉強がけっこう楽しかった
夏があけて冬休みの手前で
いつのまにか俺は幼馴染と一緒に帰ることが当たり前になってた
それは俺が幼馴染のクラスに上がったからでもある
授業が終わってみんなでちょっと話し解散
家まではチャリで幼馴染と2人で帰る
そんな感じだった
幼馴染の家の前で塾や学校での話をした
勉強の話から面白い話まで
たまに話しすぎて遅いって怒られたりもしたwww
塾で志望校の面談が近い日にあるから
志望校の話をした
幼馴染はまあそこそこの県立高校
俺も公立って言われてたけど志望校は決めてなかった
俺は幼馴染と同じ高校に行きたいって思ってたけど難しいかなって思った
面談の日
先生はまあ、女の先生
厳しい先生だったけど教え方が上手くて
数学をめっちゃ伸ばしてくれた
俺は志望校をどうしたいか聞かれたけど何となくしか考えてなかったからここらへんのレベルでってあやふやに答えてた
親も公立ならって感じで後は俺に任せるって
先生はそれでもいいけど行きたいところにいった方がいいと言ってきた
俺はなんとなく幼馴染の志望校をあげてみた
むりって言われると思ったけど先生は頑張ればいけると言ってくれた
そっから俺は幼馴染と同じ高校に入学することを決意した
今思うと軽くストーカーwww
受験は大変だったけど幼馴染とは特に何もないから割愛www
結果から言うと俺は幼馴染と同じ高校に合格してまた一緒に通えることになった
俺はまた懲りずに幼馴染に告白しようとした
けどできなかったwww
この前みたいにチャンスもなく
あっけなく
正直同じ高校にいけたから浮かれてたんだろうな
こうして中学生活は終わって
俺は無事高校生になった
俺は幼馴染と同じクラスだった
中学の倍以上人数いるのに同じクラスになれるなんて思ってなかった
入学してから数日間は一緒に帰った
でも友達もできて部活も始まったらそれもなくなった
俺と幼馴染は携帯を高校から買ったんだけどメールを俺はめっちゃ送ってた
返信遅いだけで不安になったり
でも幼馴染はいきなり返信返さなかったりするからそれもなくなってたなあ
それでも中学の時より男女の仲に寛容なのか幼馴染とも話しやすかった
俺は体育館部活で幼馴染は屋外の部活だった
最初は帰る時間がかぶれば一緒に帰ることもあったけど部活に慣れたらなくなってた
1学期はなんだかんだ楽しくすごした
体育祭ももりあがったし
それでも幼馴染との関係が少し変わるきっかけがあった
それが文化祭だった
俺のところは文化祭で踊りたいなのやるんだけど
それの練習が夏休みにあった
もちろん文化祭準備も一緒に
この踊りがクラスで自由に考えていいんだけど
うちのは男女ペアになって踊ることが多い踊りだった
だから最初にペアを決めたんだけど俺は幼馴染とはペアになれなかった
まあ、その時はランダムだからしかたないって思ってた
幼馴染となりたかったけどねwww
俺のペアは普通の女の子
ただ幼馴染のペアがやっかいだった
やっかいってのは完全に俺の私情なんだけどそいつが幼馴染と同じ部活だったわけ
だから仲良く話してたりするのを傍らから見てなきゃいけなかった
夏休みの間どんどんその男と幼馴染は仲良くなって行く気がした
だからこの男は陸上男にしとく
何か変だけど偽名とか思いつかんwww
別に陸上男と仲悪いわけじゃないけど完全に俺のライバル意識だった
夏休み中旬ぐらい
文化祭準備で男女の仲って発展するもんなんだな
一つめっちゃカップルができるクラスがあったんだよ
何かきくたびに新しいカップルが誕生してってさ
それをきっかけに1年全体でカップルブームみたいなのがきたんだ
これを機に俺も幼馴染と付き合ったりしたかったんだけど
俺らのクラスで最初に付き合ったのは他のやつらだった
そしてそれが、踊りのペア同士だったもんだから何かクラスの大半がペア同士お互い意識するようになった
そうじゃないやつもいたのかもだけど
でもさ、その時はたしかに仲を深めるには材料が揃いすぎてたんだよ
俺自身ペアの子と踊りのことでメールしてたしみんなそんなもんだった
手を繋ぐ踊りもあるし
だからなおさら幼馴染と陸上男が付き合いそうで怖かった
踊りはまあ、前日に予選みたいな形でやるんだけど
まあ無難な結果だった
俺の心配は取り越し苦労で幼馴染は陸上男と付き合うことはなかった
それでもうちのクラスから二組のカップルができて毎回胃がキリキリしたwww
正直俺は文化祭がそんな楽しみじゃなかったからシフトじゃないときも教室で友達と話してた
したら意外にも幼馴染がきた
幼馴染「あとでお母さん達が写真撮りたいんだって」
俺「俺の?」
幼馴染「私と俺のだって」
俺「まじかwwめんどいなあ」
幼馴染「連れてかないと私が怒られるから来てね」
俺「はいはい」
この時横でみてた友達がお前ら仲良いよなあ的なことをいってきて
そうか?みたいな感じで返したけど顔はドヤ顔だったと思うwww
それで俺は幼馴染と校門のほうまで2人で向かった
向かう途中分かったけどやっぱ男女で周ってる人多かった
俺も幼馴染と周りたいって考えながら親たちがいるところへ
2人で写真とって
教室に戻ろうとした時
俺は勇気を出したんだ
幼馴染と文化祭周らないかって
あん時はすげー素直に言葉がでた
幼馴染は普通にOKしてくれて俺は文化祭を女の子と周るっていう青春イベントを実行できることになった
途中すれ違うクラスの奴らとかもこっち見てきてて
その中に陸上男もいてちょっと優越感もあったりした
それでも楽しい時間は終わって
幼馴染とも別行動になった
2日目もそれとなく誘ってみたけど
幼馴染には他の子と周る予定があって断られた
そんなで文化祭は終わって
俺はクラスのやつらから幼馴染と付き合ってんの?みたいな質問をめっちゃされた
俺は否定してたけどまんざらでもなかった
そうやって2学期は始まっていった
慣れた学校生活を淡々と過ごしてた
幼馴染とはメールはこの時そんなしてない
送ってもあんま返ってこなかったからww
で2学期はいつのまにか終わってた
終わりの頃には幼馴染とのこともあんま言われなくなってた
今思うとこんときは幼馴染との関係が少しうすくなってたのかもしれない
1年の3学期
ちょうどその頃俺は部活のモチベーションが上がってて朝練に行くようになってた
寒い中歩く静かな通学路が好きだったのもある
その日も1人で朝練の時間に通学してたら
前に2人男女のペアがいた
普段は別に気にするようなことじゃないんだけどそのバックと後ろ姿が見たことある雰囲気だったので気になった
ずっとみてるとそれがだんだん幼馴染と陸上男だってことが分かった
心臓がドキッってなってめっちゃ焦った
何であの2人が?え?
追いついて聴きたかったけどそれ以上近づけなかった
幼馴染が男と登校してるのなんて見たことないし
いくら同じ部活とはいえ相手はよりによって踊りの時にペアを組んでたやつ
今までにないぐらい焦った
もう付き合ってるのかもしれないってどうしようもない結果がまってそうだったから
そのまま2人が学校に入ってくのをみて俺も朝練にむかった
朝練が終わって幼馴染に事実を問いたかったけど何もできなかった
その日から一週間ちょっと経ったある日今度は下校中に2人が帰ってるのをみた
自習室からは校庭が見えて幼馴染の練習してる姿も見えた
俺はここで偶然を装えば一緒に帰れるんじゃないかって思った
だから陸上部が終わるまでまってタイミングよく自習室を後にした
校門のところで幼馴染をまってた
陸上部のやつらが何人かでてくるんだけど幼馴染はこなかった
遅いなあなんて思ってたら
幼馴染がきた
でも1人じゃなかった
隣に陸上男がいた
遠目でも分かった
その瞬間朝練の時と同じような感じがしてダッシュでにげた
いつもと違う道で
あの2人はやっぱり付き合ってるのか
長い時間なにやってたのか
マイナスなことばっか考えてた
俺は居ても立っても居られなくて最寄り駅で幼馴染をまつことにした
流石にここまでは2人で来ないと思った
それでも不安はあった
でも幼馴染は全然こなかった
たぶん、1時間ぐらいまったと思う
たしかにダッシュできたけどこんなに遅いのはおかしい
どんどん不安がたまってった
それでも待つことしかできなかったけど
幼馴染がきた
幼馴染は俺がいたことに驚いてた
俺は意外と冷静でいつもどおり一緒に帰ろうって誘った
帰り道はいつも通りだった
幼馴染の家の前について
陸上男のことをきいた
俺「幼馴染今付き合ってんの?」
幼馴染「なんで?」
俺「このまえ陸上男と一緒にきてるのみたんだけど」
幼馴染「そうなんだ」
俺「実は今日も帰り見たんだけどさ…」
幼馴染「別に付き合ってないよ」
俺「そうなの?」
幼馴染「うん」
俺「でも仲良いよな?」
幼馴染「まあね。陸上部の男子じゃ1番はなすかもね」
俺「付き合うとかないの?」
幼馴染「うん。告白されたけど断ったし」
俺「は?告白されたの?」
俺「え?そんなことあったのに俺知らないんだけど」
幼馴染「だっていってないし。あんま言うことじゃないかなって」
俺「いや、そうだけど。それで今2人で帰ってて何もないとかなくね?」
幼馴染「何もないよ。なんか今日の俺は怒ってんの?」
こん時すげー声が荒れてた
告白されたってきいた時何で言わないのかって思った
今思えばそんな言う必要ないんだけどさ
どっかで幼馴染は自分のもんみたいに勘違いしてたのかもしれない
俺「怒ってないけど、今日だって遅かったしなにやってたの?」
幼馴染「何って話してただけだよ。」
俺「こんな遅くまで?」
幼馴染「さっきからなに?別にいいじゃん!何でそんなつっこんでくるの?」
俺「それは、」
幼馴染「私が誰かと話すのに俺が関係あるの?」
そんな言葉いわれてすごい頭にきた
頭にきたっていうか悲しいっていうか
なんでそんな言葉でって思うけど
その後は口喧嘩みたいなった
幼馴染とあんな口喧嘩したの初めてだった
俺は怒って家に帰った
幼馴染も怒ってたとおもうけどその日メールであやまってきた
俺はそれをシカトした
次の日学校で幼馴染は話しかけてきた
でもそれもシカトした
それで、幼馴染と話すことはなくなった
1年終わるまで
全部俺のせいなんだけど関係はどんどんなくなっていった
その関係は2年生まで引きずることになった
ありがとう
高2は幼馴染と違うクラスになった
俺の学校は校舎が別れてて
前半と後半のクラスで校舎が異なる
俺と幼馴染もそれになって高2は幼馴染と接する機会が減った
口も全然聞かなかった
文でかくことそれだけなんだけど
その時は毎日つまらなかった
高校になって人の目をそんな気にせず幼馴染と話せるようになったのに
また中学の時みたいに戻ってしまって後悔してた
クラスの女子とは話すけど恋愛感情なんて湧かないし
男子と話してるだけだった
それでも楽しいんだろうけどやっぱ何か足りなかった
体育祭も文化祭も球技大会も全部不完全燃焼で終わった
そして学校生活1番ともいえる修学旅行がやってきた
最終日前のホテルぐらいでしか幼馴染と接する可能性はなかった
まあ、それでも修学旅行だから人並みには楽しんだ
あっというまにすぎて
ホテルに
すげーでかいホテルで
温泉がすごかった
露天風呂で雨降ってて無駄にテンション上がったwww
ホテルの時間は基本自由で指定の時間まではみんなお土産屋さんいったりしてた
お土産屋さんも一つじゃなくて
何個か並んでてそこでみんな話しながら買い物したり
ワイワイしてた
俺もここで偶然幼馴染に会えた
俺も向こうも1人で声をかけようと思ったんだけど幼馴染は俺を避けるようなそぶりをみせた
俺は幼馴染がそんな態度とるなんて思ってなかったからショックでそのまますれ違った
幼馴染は陸上部の奴らで買い物待ち合わせしてたらしく
楽しそうに混ざっていった
ほんとに仲よさそうでさ
ほんと悔しそうに眺めてたと思う
その日は楽しいホテルのはずなのに
速攻で眠りに落ちた
楽しいんだけどさ何かイライラしてて
あの時友達には少し悪いことしちゃったな
そのまま修学旅行は終わり
家に帰って1人でボーッとしてたら何か自分が情けなく感じた
修学旅行まで行って何してんだろって
んで、いきなり展開すぎるんだけど
妙なやる気がでてきて
後日、幼馴染の家に押しかけてみることにしたwww
あの時はなんか考えより行動が先にでたな
幼馴染の家に放課後いった
一応次の日は迷惑かなと思って
余裕をもってそうした
びびったわけじゃないwww
幼馴染は部活でいなかったwww
幼馴染の母さんがいたから幼馴染の部屋にあげてもらった
この時幼馴染には言わないでくださいっていっといた
何と無く驚かせたかったから
ちなみに俺と幼馴染は兄弟いない
ちょっと罪悪感もあったけど
それよりも達成感があったwww
幼馴染の部屋で漫画読んでたら
幼馴染が帰ってきたのが分かった
下で音がして
幼馴染の母さんは言ったとおり俺のことは伝えてない様子
俺は久々にちゃんと話すのに落ち着いてて幼馴染をどう驚かそうか考えたけど思いつかないから普通に漫画読んでまつことにした
俺はあくまで漫画読んでふり
幼馴染が固まってるのがわかる
幼馴染「え?なんでいんの?え?」
俺「あーお邪魔してる…w」
幼馴染「は?え?え?」
幼馴染が慌ててんのが面白くて笑いこらえるの必死だった
幼馴染は親のところいって
下でちょっと問い詰めてきたのか
俺のとこ戻ってきて
勝手に部屋に入るな!ってめっちゃ怒られたwww
でもそこからは自然に話せた
そこでさりげなく彼氏がいないかきいた
答えはいないで安心した
その関連の話は前のこともあってちょっと気まずかったけど
修学旅行でのことも幼馴染が謝ってきた
俺はそんときは気分が良かったんで怒ってないよーって許した
ほんとこれだけのことで以前みたいに戻れた
そして俺はこの時から幼馴染に積極的に行こうと決めた
幼馴染は絶対自分から動くことはないと思った
バレンタインもわざわざもらいにいった
メールも上手い具合に続けたり
とにかく今までの分取り戻すぐらいに
そして3年になって
また幼馴染と同じクラスになることができた
クリスマスとかいろいろあるけど
このままいくと終わる気配がなくなってきたから
先に終わらせることにする
まず起きたのは
陸上男のことだったな
俺には直接関係ないけど
陸上男が2回目の告白して
けどまた幼馴染は断った
今回は最後のつもりで告白したらしく
それまでもいろいろアピールしたらしいが
幼馴染はとにかく固かったらしい
俺は幼馴染が俺のこと好きとか思ったから
そういう話ふってみたかったけどいつも気まずいというか話がのらないから失敗してた
まあ、みんな受験ってのもあるしな
そんなで始まる最後の文化祭
クラスもちょっと雰囲気悪くなるし
俺は嫌だから
なるべく参加してた
勉強やらなくて大丈夫とか本気で思ってたから
んなだから大学受験は…散々だった
幼馴染は受験組で
そこそこ来てたけどあんまり来れなかった
まあ、みんなそんなもんだし
俺は1番って言ってもいいぐらいいってた
そんななか俺は幼馴染と他の女の子と仲良くなる
この子は幼馴染と逆で女の子って感じの女の子だった
けど恋愛とかに関してはさっぱりした性格なのか話しやすかった
たしか彼氏はいたことあったってのは知ってた
この子はクラスの女の子だからクラス女で
クラス女は文化祭準備頑張るほうだったから自然と話すことも多かった
んで文化祭終わっても話すような関係になっていった
クラス女に恋愛感情をもつことはなかった
ただうちのクラスにはおっせかいなやつが多いのか
2学期半ばくらいになると
俺とクラス女の仲の良さをあえて話題にだしてくるやつとかがいた
俺は困ったけどそういうノリだとおもってなあなあに答えてた
てか俺は告白とかされたことないから誰かに好意を持たれることはないとおもってたし
そんなこんなで受験はくる
クリスマスとかはさすがに誘えないから
勉強とかやろうとおもったけど幼馴染が本気だったから誘えなかった
受験は終わった
俺は散々だったけど幼馴染はちゃんと第一志望受かってた
そこでやっときづいたのが
幼馴染と大学にはいけないって
実際そんなことわかるもんなんだけど何故か受験中はそれほど気にしてなかった
卒業式は告白できなかった
てかするつもりがなかった
俺は受験の終わった春休み期間どっかで告白しようとしてた
けど全然できないままでいた
幼馴染と遊びにも言ったんだけどね
焦りがでてきた
したらあと一週間ちょいで大学はじまるぐらいで
3年のクラスで打ち上げしようってことになった
打ち上げは昼にやって楽しかったんだけど
ここで俺がクラス女との仲について友達に言及された
この時はもう終わったもんだと思ったから驚いた
そしたら何人か食いついてきて
いつのまにかお前ら付き合っちゃえよみたいな流れになったんだ
俺は幼馴染が好きなんだとはさすがにいえず
何とか話題をそらした
クラス女も手伝ってくれたしね
まあ、気がなかったってのそれはそれで男としてはショックなんだけどねwww
帰り道に幼馴染と帰ってた
幼馴染は何か不機嫌だった
嫉妬してんのかって期待した
幼馴染はそうそうに帰っちゃって
家について夜ごろLINEしてて幼馴染が珍しく打ち上げの時のこと聞いてきて
付き合うのとかきかれた
俺は絶対ないっていったんだけど
何かなあなあで終わってしまった
それでまた修学旅行の終わった時みたいに変にビビっときた
いつも先延ばしっていうか同じことの繰り返しだって
幼馴染から告白とかないのになんで俺は告白しないんだろうって
どっかでこの関係に満足してんのかなって
だから幼馴染とのLINE途切れたばっかだったけど
一世一代のかけにでることにした
一世一代のかけってのは
安価スレを立てたんだ
おーぷんで
それで
説明しづらいんだけど
安価でツンデレの幼馴染にLINEするぞってスレを立てたんだ
結果的に幼馴染と付き合えることになった
てかすまん
終わらせ方がわからんwww
(転載元:http://open02.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1408465350/)
「幼馴染とのこと語りたいから聞いてくれwwwwww」
あー、うん
末永く爆発しろwww