【差別】テレビ「男性脳と女性脳で性差があって、女性脳の方が圧倒的に優秀」

女より男が優れてるのは誰でもわかるから
男がこういうの見ても鼻で笑えるだろ
逆だと真実だからヘイトを稼ぐからね仕方ないね

味覚嗅覚はどうでもいいけど、
他人の不幸を喜ぶ←これ女って書いたら絶対クレーム入るだろ

まんまんが長生きなのはストレスフリーな環境で生きられるから

何が男は騒ぐなダ。？女が批判することはすべて正しく男が批判したら工作員だ？つまり男はだなレ女の奴隷化実験台で色ということなんだよ。女は死ね一人残らず死ね

この番組見てたけど、笑えるレベルのひどい根拠だったものが多い。所詮バラエティ。まず色彩については性染色体の本数で色弱が生まれやすいのは確かだが、それでも男性の5%程度であって95%の男性にはほとんど関係ない(女性も500人に1人は色弱)。しかも、今では色弱・色盲が治るメガネもあるから心配することじゃない。嗅覚については匂いによるストレスのたまりやすさ、許容度の低さなど、デメリットの方が多い。味覚については女性は生理の周期で味覚が変動するから仕事に活かせない。気の毒だね。記憶力の根拠はひどかった。「女性は感情の起伏が大きく、感情と絡めて記憶するから記憶力が高いんです」と来た。「男は論理的」「女は感情的」という根拠のないステレオタイプを堂々と前提にしている欠陥理論。「ノルウェーの調査では女性の方が殆どの項目で高かった」という調査を実際に見ると、テストではなく、「あなたは〜で記憶に自信がありますか？」みたいなアンケートだった。脳科学者が聞いて呆れる。「ただし、一般的な勉強における記憶力に男女差は無い」ともこの番組で言われていたので、配慮はしているようだが。実際には、確かに「理論を理解して覚える」という勉強の記憶は女性は優れていないが、人の顔と名前、ランダムな単語の記憶といったテストでは若干女性の平均点が高いことがわかっている。とは言え、小数点以下の誤差レベル。さらに、男性の方がばらつきが大きく、トップレベルの記憶力となると男性の方が多くなる。実際に世界記憶力選手権の歴代優勝者や上位入賞者は男性だらけである(もちろん女性も出場はしている)。ちなみに記憶術は空間認識能力を用いた記憶テクニックで、男性の方が向いている(男性が男性の記憶のために作ったものなので自然な話だが)。いまのところこれが最速,最大容量であり、女性向けの記憶術は残念ながら今は無い(少なくともこれを超えるものはまだ無い)。つまり、もっとグループ分けして平均値を取ると、「記憶術を習得した男性」>>「記憶術を習得した女性」>>>>>「一般的な女性」>「一般的な男性」ということ。記憶を極めたいなら男性の方が好都合。「気持ちの切り替えが早い」の根拠も面白い。「女性はすぐ友達に話すため、ストレスの発散になるんです」と言う。言い換えれば、「女はすぐ愚痴る」が根拠。もはや科学じゃない。「男の自殺率が高い」と言うが、自殺未遂は女性の方がずっと多い。ちなみにリスカや多量の睡眠薬などは「自殺演技」であり、自殺未遂にカウントされない(これも女性の方が何倍も多い)。「死ぬ勇気がなかった」というデータも女性に非常に多い。首吊りや銃殺など積極的な方法を取る男性が多いのに対して、服毒や練炭など亡くなる妥当性はあるが、死にぞこなうこともある消極的で比較的楽な方法を取る女性が多いことが大きな理由となっている。「勇気があるのは、男性」という項目を作っても良いのでは？恐怖症の患者数も女性の方が多いし。さらに、うつ病、PTSD、パニック障害、ヒステリー症候群などストレス性の精神病は全て女性の方がずっと多い。「女性はセロトニンが少なく、コルチゾールを減らす作用も小さい」「生理でホルモンバランスが変動しつづけ、ストレスが溜まりやすい」という根拠がある。
「男はダイエットに成功しやすい」などと馬鹿にした言い方だが、この根拠は「男性の方がセロトニンが多く、冷静な判断が下せる」「衝動、欲求を司る部分が女性は反応しやすく、制御しにくい」というものだった。であれば、「意志が強いのは」とか「冷静な思考・判断ができるのは」と言った方が正確だし褒め言葉にもなるのに、ダイエットとは悪意が感じられる。「詐欺にかかりにくい」も同じような根拠。また、根拠が曖昧な上、明らかに「女性」と答えるための項目を多くチョイスしている。空間認識能力や数学的思考力、集中力、反射神経など男性優位の項目なんていくらでもある。特に集中力なんて学問的成功におそらく最も寄与するのに、「集中力が高いのは、男性」よりも「ダイエットが成功しやすいのは男性」を選び、女性項目は曖昧なものまで入れてカサ増し。消費の7割を握るのが女性だからスポンサーは女性向けに作らせるのか？視聴者の割合に女性が多いから？それともアファーマティブアクション？いずれにせよ、公共性、公平性を欠いていることは確か。一つ一つの言説を論破することは容易だが、こんなバラエティの噂レベルの情報を知識として信じるバカや、鵜呑みにして他者に「〜らしいよ」「男だから〜」「女だから〜」などと戯言をぬかすバカが出てこないことを願う。

「女性は気配り上手」の根拠が「女性は休憩中でも脳が活発に働いていて、周りの情報を処理しているから」としているが、それを「気配り上手」というのはあまりにも都合の良い解釈。男性の方が「より効率的に休める」とも言える。実際、問題に取り組んでいるわけでも、難しいことをしているわけでもないときにも脳に負担がかかっているわけだから。しかも、気配りする必要がないからこそ「休憩」するわけであって、男性も気配りが必要な時にはちゃんとするわけだから、「女性の方が気配り上手」ということにはならない。合コンなんかで野菜を取り分けたり、会社でコーヒーを入れたりするのに女性が多いというステレオタイプによってバイアスがかかったあるあるネタに過ぎない。実際に、空気の読めない自己中な女なんていくらでもいる。ちなみに、「休憩中でも女性の脳は負荷がかかり続けている」というのは、「女性の方がより多くの睡眠を必要とする」ということの根拠になっている。世界的には女性の方が睡眠時間が多い国が大半なんだけど、日本は女性の方が短いってフェミたちに批判されてるね。

ちなみに集中力については、「女の方が持続する」というバカもいるが、「女の子は我慢強い」というステレオタイプに上手くひっかけただけの欠陥理論。テストステロンは集中力・やる気を上げ、ドーパミンも男性の方がずっと多く、時間を忘れて没頭できる。女性は生理の周期でホルモンバランスが変動し続けて集中しづらく、特に月経一週間前くらいからは集中力はボロボロになる。
こういったホルモンバランスの関係から、集中力における男性の優位性は動かない。仏教でも女性は閉経するまでは悟りを開けないとされる。精神統一状態に入っても、生理の度に心乱され、リセットされてしまうのである。

記憶について。男性は整理して記憶することが得意だとされる。数学的推論能力や空間認識能力の高さから、知識・情報を構造化・体系化することが可能なのである。弁護士や理系学者など論理を操作し理論を形成・構築・運用する仕事で男性の方がずっと多いことも頷ける。今では言語学も構造的理解を求められる。というよりほとんどの学問でそうかもしれない。女性は暗記的に記憶することが得意だが、情報・知識は分断されており、有機的繋がりに欠ける。断片的な知識であるため、クイズなどに使える。織田隼人の著作にもあるが、例えると女性脳はインターネットのようなもの。検索して単発の知識は得られるが、東大の入試問題や学術論文、高度な議論のように有機的な知識の構成力が求められるものには使えない。早稲田の入試問題程度であれば簡単に使えるだろうが。
さらに、情報量は多いが、整理されないため、正しい論理展開も曖昧な情報も混ざってしまい、混乱状態になってしまう。「読書について」(岩波文庫)にこのような言葉がある。「数量がいかに豊かでも、整理がついていなければ蔵書の効用はおぼつかなく、数量は乏しくとも整理の完璧な蔵書であれば優れた効果をおさめるが、知識の場合も事情はまったく同様である。いかに多量にかき集めても、自分で考え抜いた知識でなければその価値は疑問で、量では断然見劣りしても、幾度も考え抜いた知識であればその価値は高い。」これは論理的に否定しようのない真理であろう。一方で男性は図書館のようなもの。インターネットより情報こそ少ないが、明晰に構造化されており、上手な理論武装が可能である。(実際に男性の方が共感係数は低いが、システム化係数が高いというデータがある)さらに、常にある学問に身を捧げる専門家は、一定の知識量に到達すると、知識自体は同じようなことの繰り返しになり、あまり増えていかない。つまり専門家クラスになるならば、男女も知識レベルに大差なく、よりシステム化、構造化されている男性の方が、学問的には優位である。
ここまでのことは、あくまで男女で平均的な記憶力を持ったものの話である。記憶力の世界一や、1位でなくともトップクラスの記憶力を持つものが男性だらけであることから分かるように、男性の方がばらつきが大きく、女性を遥かに上回る記憶力を持つ男性も多数いる。そのような男性は、記憶力による情報量も膨大であり、なおかつ構造化に秀でているという鬼に金棒の状態である。このような人は学問的には天才といえよう。学問的天才が男性に多く、女性に見当たらないことの根拠の一つだろう。

さらに統計の欠陥と言える例をもう一つ。「男性は離婚すると寿命が11年減り、うつ病や自殺のリスクが増える。女性は変わらない」という統計がある。「だから女性は強い」と往々にして続くが、もちろんそんなことはない。こういった記事で多かった根拠は「女性の方が痛みに強いということに起因しているんでしょうね！」というものだが、痛みの耐性自体で女性の方が高いことを示すデータは存在しない。痛みへの耐性として痛闘値が測定されるが、針、電流、氷など様々な痛みで測定して全ての分野において、女性の痛闘値が男性以下であることが明らかになっている。出産や生理に耐えていることからのステレオタイプであろう。「出産の痛みに男性は耐えられない」という言説はある意味では正しい。しかしそれは出産の時に限って女性はエンドルフィンが大量に分泌されること、骨盤が緩くて出産しやすいことなどが理由であり、出産以外の痛みへの耐性とは無関係である。テストステロンには痛みに鈍くなる作用がある。こちらの方がよっぽど根拠になる。さらに「うつ病になる」から精神的に弱いとするなら、それは男性の方が精神的に強いということを認めることになる。うつ病も含めてストレス性精神病はほぼ全て女性の方が多いのだから。セロトニンの量やホルモンバランスの変動などが根拠と言える。コルチゾールは男性の方が多いが、コルチゾールを減らす作用も男性は女性よりも2倍強い。コルチゾールは「戦闘モード」に入るためのホルモンであるから、それの分泌量も減少作用も大きいということは、男性の方が「戦闘モード」に切り替える速さと「通常の状態」に切り替える速さが優れているということになる。すなわち、男性の方が切り替えが速いということである。この番組はコルチゾールの多さのみを指摘するという一面的なことをしていた。林修の反論に対して茂木健一郎は「脳はそんな単純じゃない」と言い逃れようとしていたが、まさに「お前が言うな」である。茂木は一面的で単純・安直極まることしか言えていなかった。となると、女性は痛みにもストレスにも強くない。その上でこの統計結果となっている。これは男女の社会的役割が根拠に考えられる。つまり、男性はATMと揶揄されることが多いが、それは供給し養うということである。アル中やヤク中になったり、病気で働けなくなったりした男性は「あんたみたいなプー太郎なんかいらないわよ」と捨てられてしまうと考えられる。そんな男性は早死にしても不自然なことではない。逆に、女性はアル中になっても病気になって働けなくなっても、「そんな役立たずはいらねえよ」などと捨てられることは考えにくい。むしろ守ってやりたくなる男も多いだろう。小室哲哉が不倫で炎上したが、彼の家庭は妻がクモ膜下出血で脳に障害を負い、働くことは無論、まともに喋る事も難しくなったが、それでも小室哲哉が離婚せずに養っていたのは記憶に新しい。男女逆であれば捨てられていたかもしれない。つまり、このような社会的事情があるため、離婚したグループとしてないグループで男は寿命に差があり、女は寿命に差がないことは自然な話なのである。
ホリエモンのように女を何とも思っていない男が離婚したところで寿命になんの影響があるだろうか。離婚届に判を押すだけでドカンと寿命を11年持ってかれるストレスがかかるなど、非科学的かつ非論理的であることくらいわかるだろう。こんな統計は「ダメになった男をさっさと見捨てるほど女が打算的で薄情だから。」という言説も十分に当てはめられるのである。そしてダメになっていない男性にとってこの統計は何の意味もなさない。この解釈はメディアでは炎上するため発表できないだろう。
さらに、「高学歴ほど寿命が長い」というデータもある。こちらの方が分かりやすいだろう。無論、偏差値の低い大学に入るとドカンと寿命を持っていかれるというわけではない。富裕層で好きなだけ教育を受けられ、高学歴となり収入も高い人であれば、温室で栄養価の高いものを摂取し、高度な医療を享受しながらヌクヌク育つわけだから寿命が長いのは当然である。つまり、勝手にグループ分けして、「高学歴のほうが寿命が長い」から「高学歴は強い！」とか「低学歴は弱くて早死にする！」とかいう言説は極めて非論理的で馬鹿げたものだということである。
これらのことから分かるように、統計とは一切の根拠を度外視して結果的総量の多寡だけを表し、その解釈としてそれっぽい根拠(この番組では曖昧なものばかり)を示しているだけに過ぎず、非論理的になってしまう。少なくとも、男女差で脳を根拠にすることは難しい。脳梁や海馬、皮質の厚みなど、従来考えられていた男女の脳の形質的・解剖学的違いは(全体の大きさ以外)ほぼ全て否定されている。形が変わらず、働き方は若干違うが、それも個人差が大きく、原因は不明。社会的・文化的背景や個人の生活習慣による影響は決して否定できないのである。
結論としては、このような「統計」なる下らないものは一切排除して、論理的かつ根源的に思考することが大切であり、この手の番組は見る価値が一切無く、信憑性も無いものだということである。
思うに、女性は妊娠・出産・生理などを背負い、体が小さく力が弱いという生物学的特徴を持つため差別されやすい。実際に196カ国全て男性優位社会に発達し、歴史上女性は差別されてきた。偶然では済まされないだろう。少し想像してみる。男性の方が体が小さくて力が弱い社会を。数多くの横暴な女性。屈辱を受ける男性。このような屈辱を現実の女性は受けている。このような状況を少しでも是正するためだろうか。メディアが女性を褒め、男性を貶すのは。少し女性に寄り添って考えては見たが、メディアが嘘をついていることに変わりはない。テレビを処分し、ネットニュースを見るのもやめ、古典的名著や高度な専門書で勉学・探求に励むことが、正しいことを知るためには一番良いであろう。