【19世紀始め:東アジア】
清朝支那「平和すぎワロタwwwwwwwwwwwwwww」
李氏朝鮮「平和すぎワロタwwwwwwwwwwwwwwww」
江戸日本「平和すぎワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
※東アジア史とそれに関連しそうなヨーロッパ・アメリカ史を中心に適当に書いてく
※間違ってたり補足あったりしたらその都度頼む
(元スレ:http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1347537134/)
【同じく19世紀始め:ヨーロッパ】
イギリス「ナポ公倒したら平和wwwwマジ大英帝国様大正義wwwwwwwwwwwww」
イギリス「むしろ暇すぎwwwwwwせっかく産業革命で工業化したのに使い道ナッシングwwwwwwwww」
イギリス「そうだ! アジアとかアフリカとかの未開の非文明地に売ればいいんじゃねwwwww俺天才wwwwwwww」
イギリス「んじゃさっそくアフリカ探検隊送りーのwwww中国やインドに商人送りーのwwwwwwwwwww」
ヨーロッパ大陸諸国「イギリスだけ抜け駆けとかふざくんなwwwww俺らも産業革命して製品売りつけんぞwwwwwwwwwwwww」
【ちょっと遡って18世紀末】
イギリス「おい中国wwwwお前もっと俺らとガンガン貿易しろよwwwwww」
清「だが断る」
イギリス「ちょwwwwwwww」
※1792年、イギリスは使節マカートニーを清朝皇帝乾隆帝に謁見させ交易の自由化を求めるが、却下される。
【そして19世紀中頃】
イギリス「紅茶美味ぇwwwwwwwww」
イギリス「もっと輸入せなwwwwwwwwwwwwwwwwww」
※イギリスでは本国で紅茶の需要が増大、中国茶の輸入が急増していた。
イギリス「ちょいと清さんwwwwww俺らの綿製品も買ってくださいよwwwwww」
清「だが断る」
イギリス「そこをなんとかwwwwwwwwwww」
※イギリスの主な輸出製品は産業革命で大量生産が可能になった綿製品だったが、清では売れ行きが芳しくなかった。
イギリス「このままじゃ俺らの大切なカネ(当時の国際通貨は銀)がどんどん中国に吸い取られるwwwww」
イギリス「なんかあいつらが喜んで買いそうなもんねーのかな?」
※対清貿易の輸入超過で、イギリスの銀が大量に中国に流出していた。
イギリス「あ、わかった! 麻薬売りつければいいんだ!!」
※そこでイギリスは茶の対価の輸出品として、インドで生産される大麻を売りつけるようになる。
イギリス「インドで綿製品売って代わりに大麻作らせる」
イギリス「んで中国にその大麻売りつける」
イギリス「俺らの手元には茶が残る!! これはうめぇwwwwwwwwwwwww」
※これが三角貿易である。
イギリス「ねーねーwwwww今とってもHOTな商品があるんだけど話聞いてかない?wwwww」
清「は? なに突然」
イギリス「これねー、『大麻』っていうんだけどー、これ吸うとあら不思議! とっても幸せな気分になるの!wwwww」
清「なにそれすごい」
イギリス「これあげるからさー、代わりにお茶頂戴?」
清「し、しょうがねーな、ちょっとだけな?」
イギリス(計画通り)
【そんなわけで】
清「んほぉぉおおおおおおなにこれしゅごいいいいいいいい!!!!!!! ンギモッヂイイィィィイイイイイ!!!!!!!
イギリス(wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)
イギリス「んじゃお茶は貰ってイキマースwwwwwwwww」
清「お茶なんかしゅきなだけ持ってってぇえええええええええええ!!!!!!!!!」
いや阿片
アヘンは戦争名にもなるが大麻のひとつでいいんじゃないか
阿片ってケシでしょ?
アヘンとマリファナ一緒にすんなぼけなす
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/13(木) 21:22:22.67 ID:02NxVzWT0
【1830年代】
清「もっとぉおおおお……おぐすりもっとぉぉぉ……」
イギリス「えーwwwwでもこれっぽちのお茶じゃ代金に足んないしーwwwwww」
清「銀ならあるからぁ! もっとおぐすりぃ!!!」
イギリス「しょうがないですねぇwwwwwはいwwwwこれが欲しかったんでしょwwwwwwww」
清「んっほぉぉぉおおおおおおおおおおお!!!」
※1830年代に入ると中国のアヘン輸入量が茶の輸出量を上回り、中国から逆に銀が流出し始めた。
清「あへぇ~? おあんごぎもぢいいのぉおおwwwwww」
※その結果清の国内では銀の価格が高騰し、民衆にはアヘン吸引の害毒も深刻化していった。
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/13(木) 21:34:47.13 ID:U0f8vYOQ0
清「……はっ!? 駄目だ……このままラリりまくってたらマジで駄目になる!」
清「アヘンの取り締まりを強化する!」
※清朝政府は早くからアヘンの吸引や貿易を禁止していたが1830年代末から本格的にアヘン密貿易取り締まりを強化した。
清「こんなものがあるからいけないんだ! 捨てろ捨てろ!!」ドボンドボン
※1839年、清朝は貿易港広州に欽差大臣(皇帝の全権代表的な役人)の林則徐を派遣して密売商人からアヘンを没収、廃棄させた。
イギリス「テメエ、うちの大事な商品に何してんだコラ!!!」
清「フヒヒサーセンwwwwww」
イギリス「おk、ぶっ殺す」
清「もう何も怖くない!wwwwww かかってこんかーいwwwwwwwwwwwwwwwww」
※自由貿易の実現を唱えたイギリスが中国に海軍を派遣。1840年、『アヘン戦争』が勃発。
イギリス「大英帝国様に歯向かうとどうなるか教えてやんよwwwwww」デュクシデュクシ
清「中華は世界の中心なんだよ蛮族が!! ……げぶふぉっ!?」
※優れた兵器を持つイギリス軍に清軍は連戦連敗する。
イギリス「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
清「ちょ、あの、やめてください マジですんませんでした」
※1842年、清は敗北し、イギリスと不平等条約である南京条約を結んだ。
アメリカ「俺も俺もwwwwwwww」
フランス「俺も俺もwwwwwwwwwwwww」
清「わかりましたすいませんでした」
※その後、便乗してきたアメリカ・フランスとも同様な不平等条約を結んだ。
イギリス(でもせっかく戦争したのに思ったより儲からねーな)
清「ちくしょー……そのうちアイツらぶん殴って条約改正したるし!」
イギリス「おい! お前らうちの国旗を侮辱しただろ!」
清「……え? 言いがかりはよしt」
イギリス「ぶっころwwwwwwwwwwww」
フランス「俺も参加するしwwwwwwwwwwww」
清「ちょwwwwwwwwwwwwwwww」
※1856年、アロー号事件を口実としたイギリスはフランスと共同出兵してアロー戦争(第二次アヘン戦争)を起こす。
清「すいませんでした。マジで勘弁して下さい」
イギリス「wwwwwwwwwwwwwwww」
フランス「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
※1860年、さらに凄まじい北京条約が結ばれた。
何で近代はこんなに落ちぶれてしまったんだろう
日本の侵略と毛のコンボやな
今の中国ってウイグルやチベットも合わせるとその時代の倍くらいの領土持ってんだぜ
【その頃・18世紀中頃】
日本「え? アンタ誰?」
アメリカ「チーッス。文明国アメリカ様でーっす。開国しろ」
日本「いや、うち鎖国しt」
アメリカ「開国しねーと殺す」
日本「わかりました開国します」
※ペリーの来航を端緒として、日本が開国。
日本「開国したからには近代化して強くなんねーと死ぬな。あの大国清だって欧米諸国の最新兵器には敵わなかったんだ」
※明治維新と、その後の明治新政府の下で日本は近代化と強国への道を歩み出す。
※アヘン戦争での清の敗北は周辺諸国の中華文明圏からの独立と近代化を促したのだった。
※ちなみにアメリカが日本に来た頃(1853年)にイギリスやフランスなどのヨーロッパ諸国が何をしていたかというと、
イギリス「あ!? 日本!? 今それどころじゃねーんだよ!!!」
フランス「極東なんかにかまってる暇なんざあっかボケ!!」
サルデーニャ王国(後の統一イタリア王国の前身)「ロシアぶっころwwwwwwwwwww」
オスマン帝国「みなさんあざーっすwwwwwwwwwwww」
帝政ロシア「こいつら強えぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
※トルコのあたりでクリミア戦争(1853年~1856年)の真っ最中で、まともに日本にちょっかい出す暇が無かったのだった。
※最初に、当時は植民地政策にあんまり関心が無かったアメリカが来たあたり日本って幸運。
ペリーさんがもう何年かくるの遅れてたら違ったコンタクトがあったかも
日本が安土桃山時代に始まったんじゃなかったのか??
【クリミア戦争の後・アロー戦争のあたり】
ロシア「痛ってー……トルコのあたりから南下するのはしばらく無理かこれ……」
ロシア「……ん?」
清「…………ごふっ」 ←英仏にフルボッコにされてる
ロシア( こ れ は チ ャ ン ス )
ロシア「おいそこのお前」
清「えっ、ああはい何でしょう」
ロシア「お前んとこの領土で俺に近い部分よこせ」
清「……はい? 何言っt」
ロシア「 よ こ せ 」
清「……はい」
※ロシア、1858年のアイグン条約・1860年の北京条約で樺太対岸のあたりの領土をせしめる。
※んでウラジオストクが建設されたりしてる。
【明治新政府下の日本】
日本「台湾に出兵すんぞ!」(1874年)
日本「ロシアさん! 樺太と千島交換しましょう!」(1875年)
日本「琉球――いや、沖縄は日本の領土だ!」(1879年)
※日本は軍事力を整備し、活発に領土獲得活動を行なって西欧列強に肩を並べようとした。
日本「あとプロイセン=ドイツのを手本にした憲法発布してー」(1889年)
日本「イギリス議会を手本にした二院制の議会も開設だ!」(1890年)
※また内政面でも近代国家としての体裁を整えていった。
【その頃の朝鮮】
李氏朝鮮「うちは鎖国だ! 宗主国は世界の中心・中華たる清だけだ!!」
欧米諸国「おい開国しろよ朝鮮。清がアヘン戦争とかでボッコボコになったの見たろ?」
朝鮮「でも開国したくない! 絶対に!!」
※1860年代以降も、開国を迫る欧米諸国に対し李氏朝鮮はかたくなに鎖国を続けていた。
日本「おい開国しろよ朝鮮」
朝鮮「絶対やだ!!」
日本「ところでこの大砲を見てくれ……こいつをどう思う?」
朝鮮「すごく……大きいです……」
※1875年、日本の挑発に乗った朝鮮と日本が軍事衝突(江華島事件)。
朝鮮「うわらば」
日本「じゃ、港開いてね」
※翌年、不平等条約である日朝修好条規が結ばれる。
※なお、これは日本が開国時に欧米諸国と結ばされた不平等条約とよく似た内容であった。
TPPの話でまた歴史は繰り返すっぽいけど
朝鮮「これはいかん……日本に接近して抜本的改革をしないと駄目だ!」
朝鮮「いやいや、今までどおり清との関係を維持しつつ少しずつ改革してくべきだ」
朝鮮「くぁwせdrfgtyふじこlp」
※朝鮮内部では攘夷派と改革派、また改革派の中でも親日本的急進派と親中国的漸進派が対立。
※結果、朝鮮では何度も内乱が起こる。
日本「なんか朝鮮がきな臭いし、一応朝鮮にちょっかい出す時は事前に通告するってことで」
清「おk。平和的に行こうぜ」
※日清両国は1885年に天津条約を結び、朝鮮からの両軍の撤兵などを定めた。
いったんは外国船を
追い返せたのがアダになった
朝鮮「しゅ、宗教団が蜂起したぁあああああああ!!!」
※朝鮮で甲午農民戦争(東学党の乱)が起こる。
朝鮮「清さん助けてください! あと日本さんも鎮圧に協力してください!」
※しかしここで朝鮮政府が清・日本両国に出兵を求めたことで話がこじれる。
清「朝鮮の宗主国は俺だ! 倭の蛮人どもはお呼びじゃねーんだよ!!」
清(ベトナムとかも独立しちまったし、せめて朝鮮は属国にしとかないと大中華の沽券に関わる!!)
日本「ああ!? 俺も朝鮮に助けを求められたからには黙ってみてらんねーんだよ!!」
日本(ここで朝鮮に恩を売って影響力を増大させておけば朝鮮が大陸での橋頭堡になる!)
清「随分と偉くなったなぁ小日本が。言うこと聞けねーってんなら……」
日本「ああ……」
清・日本「「戦争だ」」
※1894年、日清戦争が勃発。
※こうして始まった日清戦争だったが、
日本「オラオラオラオラオラオラオラwwwwwwww」
清「ぐっはぁあああああああああ!!!!!!?」
※大方の予想に反し、日本は清を圧倒した。
※清もアロー戦争後に訪れたわずかの平穏な時期(同治の中興)に改革(洋務運動)を行ったが、中途半端(中体西用)な結果に終わっていたのだった。
日本「じゃ、朝鮮は属国でなく独立国ってことで。あと領土と金もちょうだい」
清「ちく……しょう……」
※翌1895年、下関条約締結。
※多額の賠償金をせしめるなど、日本の完全な勝利であった。
罵詈雑言が飛び交うvipでこういう知的なスレがあると嬉しい
・・・日本と清かっこよすぎじゃね?
日本「うっはwwwwww俺様大勝利wwwwwwwww大日本帝国様万々歳wwwwwwwwwwww」
※史上初めての中国との直接戦争の勝利に酔う日本だったが、
ロシア「おい」
日本「はい?」
ロシア「お前さっきの条約で遼東半島獲ったよな?」
日本「そっすね。それが?」
ロシア「あれ清に返してやれ」
日本「は? 何言って」
ロシア「返さないとただじゃおかねぇぞコラ」
フランス「うちも黙ってないよwwwww」
ドイツ「俺もだ。返せ」
日本「は、はい……」
※仏独露による三国干渉が起こる。当時の日本にこれら列強と渡り合うだけの軍事力は無かった。日本にとっては屈辱であった。
日本「くそったれが……。今に見てやがれ毛唐どもが」
※こうしてロシア・ドイツ・フランスの圧力により領土の一部は清に返還された。
※それは道義心や正義から来たものだったのでしょうか?
※んなわきゃーありませんね。
※現実怖い現実怖い。
皆が覚えやすくなったら 差が付かなくなるからダメ
清「あ、あの……この度は本当にありがとうございました」
ロシア「あ? いいんだよいいんだよ。それよっかさー、ちょっとお前んトコに鉄道敷かせてくんない?」
清「え、ま、まぁ、お世話になったしそれくらいなら……」
ドイツ「あ、お前んトコでうちの宣教師が殺されたわ。だから膠州湾借りるからな」
清「は? え?」
ロシア「あ、じゃあうちもさっき日本に返させた遼東半島の半分借りるわ」
清「いや、それじゃ意味な」
フランス「うちは広州湾を。お世話してやったんだし当然だろ?」
清「え? そんな」
イギリス「じゃあ俺は威海衛と九竜半島を借りるから」
清(お前何にもやってねーだろうが!!)
清「ど、どうぞ……」
※こうして、中国各地の要衝が列強各国い「租借」の名目で占領されていった。
日本「日英同盟があるのでー、同盟国イギリスを助ける為に日本はイギリスの敵国ドイツに宣戦布告しますwwwwwwwww」
※こうして、日英同盟を理由に日本はドイツに宣戦。連合国側として第一次世界大戦に参戦した。
※しかし第一次世界大戦の主戦場はヨーロッパであり、極東地域に倒すべきドイツ軍なんてロクにいない。
※当然、日本の目的は、
日本「うはwwwwwwwwwドイツの残していった権益まるごとGETうめぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
※ですよねー。
※日本は太平洋のドイツ領南洋諸島と、中国内でドイツが租借していた(>>89参照)杭州湾を占領していった。
日本「ドイツちゃんがいなくなったからー、その権利は僕が貰うYOwwwwwwwwwよろwwwwwwwwwwwwwwww」
中国「え、ちょ」
日本「認めなきゃ戦争すっぞコラ」
中国「……はい」
※さらに1914年、中国内のドイツ権益を継承すべく中国政府に二十一ヶ条の要求を出し、これを受諾させた。
修正
[間違い]
※日本は太平洋のドイツ領南洋諸島と、中国内でドイツが租借していた(>>89参照)杭州湾を占領していった。
↓
[せいかい]
※日本は太平洋のドイツ領南洋諸島と、中国内でドイツが租借していた(>>89参照)膠州湾を占領していった。
アメリカ「やっべー……うちがもたもたしてたら中国めっちゃ分割されてる……」
※アメリカは日本を開国させた後、内戦である南北戦争に突入。
※南北戦争後、体勢を立て直して西へと領土を拡張。
※1890年代、西部の未開拓地(フロンティア)が消滅。
※なおも溢れるフロンティアスピリッツを爆発させたアメリカは、
アメリカ「あ! お前んトコのキューバが独立したいって! ちょっと支援するね! 正義の名の下に!」
スペイン「え、何言ってんのとつz」
アメリカ「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
スペイン「ちょwwwwwwww」
スペイン「わかりました、グアムとかフィリピンあげるんで勘弁してください」
アメリカ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
※1898年、アメリカ=スペイン戦争でフィリピンなどを手に入れる。
※同じ年、ちゃっかりハワイなどもアメリカ領に組み入れてたりする。
無駄にでかい冷蔵庫買いやがったってバカにされたんだっけか
冷蔵庫を買ったと思ったら金庫だったでござる
アメリカ(今から中国に割り込んでっても既にギッチギチであんまり美味しい思いはできなそうだしなー……)
アメリカ(しょうがねぇな)
アメリカ「中国の門戸開放・機会均等・領土保全を提唱します!」
※1899年から1900年にかけて、アメリカは時の国務長官ジョン=ヘイの名でこれらを呼びかけた。
※ようするに、「特殊権益とか持つのやめようぜ! 皆平等! おともだち!」ということ。
ヨーロッパ諸国「……ちっ。アメリカが言うんじゃしょうがねーな……」
※独立後、アメリカでも産業革命が進展し、19世紀末にはアメリカ合衆国は世界最大の工業国となっていた。
※その為「眠れる獅子」アメリカの発言力はかなり強く、中国の列強による分割のスピードはやや衰える。
※だがもちろん、これが面白くない国もあった。
日本「はぁ!? 特殊権益持つなだと!?」
日本「ふざけんじゃねぇ、俺が満州や中国にこうした権益持つのにどんだけ苦労してきたと思ってんだよ!!」
※アフリカなどに植民地を持つヨーロッパ諸国と違い、大陸での権益は日本が強国であるための生命線である。
※その為、この門戸開放宣言は日本にひときわ大きな衝撃を与えたのだった。
まあ日本の人種的差別撤廃提案も実の所は冷遇されてる日系移民の擁護のためだったから、結局どこの国も裏があるのは同じだよな
【日清戦争の後の清】
清「ちくしょう、まさか小日本にまで負けるなんて……」
清「改革だ! 抜本的な改革が必要だ!!」
清「いやいやねーからwwwwwwこれまで通りいくからwwwwwwwww」
清「くぁwせdrftgひゅじこlp」
※清は新たな改革に乗り出そうとするが、
※清の宮廷内部では皇帝を含む改革派と皇帝の伯母を中心とする保守派が政争を起こす。
※あらあらうふふ、ちょっと前にもどこかの国で似たようなことが起きてましたよね。
※どこも同じですね。
※結局保守派が勝利し、皇帝は幽閉され、改革推進派の中心人物は日本に亡命。改革は三ヶ月あまりで失敗した。
【それとだいたい同じ頃】
清「しゅ、宗教団が蜂起したぁあああああああ!!!」
※1900年、反キリスト教、「扶清滅洋(祖国清を助けて、異国人を叩き出そうぜ!)」を掲げる宗教的武術団『義和団』が蜂起。
※これが義和団事件(1900年~1901年)である。
義和団「外国人マジファック」
清「いや待てよ……これって チ ャ ン ス なんじゃね!?」
清「これは……勝つる!!!」
※怒涛の勢いで首都北京に入った義和団。
※その余勢をかって、清政府の保守排外派は各国に宣戦布告した。
清・義和団「もう何も怖くない!!wwwwwwwwwwww」
列強諸国「あんま調子乗ってんじゃネーよks」
※これに対し各国は在留外国人の保護を名目に軍を派遣した。
※連合軍の中心となったのはロシアと日本。
※利害の一致ですね。
義和団「来るなら来い! 遠からん者は音にも聞け! これぞ風に聞こえた義和団拳ぽ」
連合軍「…………」ズキューン
義和団「あべし」
連合軍「…………」チラッ
清「……マジすんませんでした」
※1901年、敗れた清は北京議定書(辛丑和約)に調印。巨額の賠償金支払いなどが課せられた。
※これにより、清朝の凋落は決定的となる。
当時としては最強の合従軍だよなw
ロシア「…………」ジー
ロシア(あー、朝鮮テラホシス)
日本「」ゾクゥ
※義和団事件後、ロシアは中国東北部から撤兵せず、日本勢力圏である朝鮮への圧力を強めていった。
【義和団事件に先立つ1897年】
大韓帝国「私たちは独立国だ!」
※李氏朝鮮は国号を大韓帝国とした。君主は皇帝を名乗った。この皇帝は李氏朝鮮の王であり、革命などがあったわけではない。
※この国号変更は当然、朝鮮がどこかの属国ではなくれっきとした独立国であること示すためである。
※しかし、それがどれだけ効果があったかと言えば、
ロシア(あー、朝鮮テラホシス)
日本(誰がやるか熊五郎。朝鮮は俺のもんだ)
※それほどの効果はなく、変わらずロシアと日本は朝鮮をめぐって対立を深めていった。
イギリス(やっべー……あんまりロシアに強くなられても困るんだよな……)←「光栄ある孤立」中
※当時、ヨーロッパではビスマルク体制消滅後、複雑な同盟関係による勢力均衡と集団安全保障が図られていた。
※なので、どこか一国が強大化する事態は抑えたいのである。
※ロシアの強大化を憂慮したイギリスは、長く続いた「光栄ある孤立」による非同盟主義を捨てようとしていた。
※何故なら、
トランスヴァール共和国「ざっけんじゃねぇぞ英国野郎《ライミー》がぁあああああああああああ!!!!!!!」
オレンジ自由国「ここは俺達の国なんだよぃぃぃぃいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!」
イギリス「うっせwwww黙って金(ゴールド)とダイヤモンドよこせやあああああああwwwwwwwwwwwwwwww」
※イギリスはアフリカ南端部で南アフリカ戦争(1899年~1902年)の真っ最中であったからである。極東に割ける兵力が無かったのだ。
イギリス(どっかあの熊野郎をウザったく思ってて、そこそこ強くて、絶賛友達探し中な都合のいい野郎いねーかなー)
イギリス(あ、いるじゃん)
※そういった事情のあったイギリスが目をつけたのが、東洋の新興国家・日本であった。
ギャラクシーエンジェルしか思い浮かばない
アフリカの被搾取国も出世したもんだよなw
【そんなわけで】
日本「……え? 俺と友達に?」
イギリス「SOwwwwSOwwwwww日本君もあの熊三郎のこと快く思ってないんでしょ? 実は俺もなんだよねーwwwwwwwww」
日本(熊三郎……)
イギリス「今ならこんなに特典がついてきますwwwwwでもお高いんでしょって? いえいえwwwwwお値段はもちろんそのままwwwwww」
イギリス「というわけで、僕と契約して大英帝国と同盟国家になってよ!」
日本「…………」
日本(き……)
日本(キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!)
日本「は、はい! 是非! よろしくお願いします!」
※日本にとって、この申し出は単なる軍事同盟以上の価値を持っていた。
※開国し、足元を見られ不平等条約を押し付けられて半世紀以上、ようやく西洋列強の、しかもあの大英帝国から「対等のパートナー」と認められたのだ。
※このことは、破竹の勢いで成長していく当時の日本に大きな自信と勇気を与えた。
そりゃあ嬉しいだろう
日本「よっし、俺頑張ります!! あの熊二郎のケツライフル銃でファックして熊鍋にしてやりましょうぜ!!」
イギリス「お、おう……」
アメリカ「ロシアぶっ潰すんなら俺も支援するよwwwwwwwwwww」
※こうして1902年、日英同盟が締結された。
※ちなみに日英同盟にあたって、イギリスは珍しくかなり日本に有利な内容を提示していた。
※英米両国の経済支援などを受け、日本は対露強硬路線を取る。
日本「もうお前なんざ怖くもなんともねーからwwwww無様に尻振って逃げんなら今の内だぞ熊一郎wwwwwwww」
ロシア「寝言は寝て言えや弱小国がwwwwwwwDOGEZAで詫びいれんなら許してやってもいいぞオイwwwwwwwww」
日本「おk、ぶっ殺す」
※数度に渡る日露の交渉も実を結ばず、満州撤兵の約束を履行しないロシア軍に対して、日本軍は旅順を奇襲することで応えた。
※1904年、ここに日露戦争が勃発した。
※日本がアメリカ・イギリスの支援を受ける一方、ロシアはフランス・ドイツの支援を受けており、日露戦争はこの時代の他の戦争のご多分に漏れず、代理戦争の様相も呈していた。
※こうして始まった日露戦争だったが、
日本(うーん……いくら経済支援があるからって長期戦に耐えられる程の経済力は無ぇーんだよなぁ……)
ロシア(やっべ負けまくってる……しかも首都じゃ革命(第一次ロシア革命)まで起きたし……長引くとヤバい……)
※当事国の双方が爆弾を抱えた状態であり、長期戦に持ち込むことは不可能だった。
アメリカ「戦争やめるんなら俺が仲取り持ってやるよwwwwwwwwwwww」
ロシア「……ちっ、今回はここまでにしといてやるよ」
日本「コヒュー……コヒュー……見たかこの野郎……ゲブッ」
日本(…………金が無ぇ……)
※アメリカ大統領が仲介に立ち、1905年アメリカの軍港ポーツマスでポーツマス講和条約が結ばれた。
※条約の内容はやや日本に有利であったが、痛み分けに近い内容であった。
※日本はこの戦争で当時の国家予算7年分を使い果たしたがロシアから賠償金は一銭も取れなかった。
天皇様はお飾りにすぎないのだ
そうなのかthx
勝ったものだと思ってた
よく破綻しなかったな
【日露戦争後】
日本「……んじゃ、改めて友達になろうぜ」
ロシア「……おう」
イギリス「僕とも友達になってよwwwwww」
ロシア「…………おう」
※1907年日露協商・英露協商が成立。
※これによって日本の大陸への進出は容易となり、これ以降さらに加速してゆくこととなる。
※ちなみに日本がロシアと殴りあってた1904年、ドイツの挑戦に備えてイギリスはちゃっかりフランスとも協商関係を結んでいる。
※まったくもって世渡りが上手い連中である。
※なおこの同盟関係は約10年後、有史以来人類が経験したことのない死者数を出す『あの戦争』で遺憾なく活用されることとなる。
強国のロシアに勝って何で一銭も取れないんだよー
的な何か
【日露戦争中~戦争後の朝鮮】
日本(低賃金を売りにしてる俺んとこの国内市場はたかが知れてる……やっぱ国外市場を開拓しねーと……それには……)
日本「おい、朝鮮……いや今は韓国だっけ」
韓国「だ、大韓帝国です……」
日本「そうだっけ? ……まぁ何でもいいや。今日はお前に話がある」
韓国「何ですか……?」
日本「お前、今度から正式に俺の子分な」
韓国「ええ!? そんなぁ!!」
※1904年から1907年にかけて、日本は韓国との三次に渡る日韓協約を締結。
※大韓帝国の日本の保護国化、統監府の設置など、朝鮮地域の実効支配を推し進めた。
朝鮮は日本の勢力範囲ね☆
って条項が入ってる恐ろしい時代
って今もあるか・・・な?
今じゃないけど、ヒトラーがチェコスロバキアのズデーテンに進駐した時も、当のチェコスロバキアを無視して列強で勝手に領土割譲を決めちゃたという話がある
ロシアとドイツに挟まれるとか
その後も独裁政権で国が目茶目茶になるんだから悲惨だよな
韓国「こんなことがあってたまるか! やっと得た俺達の独立国なんだ!!」
韓国「ちょっと国際社会の皆さぁん!! 日本がひどいんです!! 何とかしてくださいよお!!」
※これに対し、大韓帝国側は当然反発した。
※皇帝の高宗は1907年、オランダ・ハーグの第二回万国平和会議に密使を送り、大韓帝国の外交権回復などを国際世論に訴えようとした。
※しかし、国際社会の反応は冷たかった。「保護国である大韓帝国の外交権は既に宗主国たる大日本帝国が保有するものである」などとして、密使の会議での発言を拒絶されたのだった。
※これがハーグ密使事件である。
※また、朝鮮各地で民衆による抗日義兵闘争(つまりレジスタンス)が行われた。
韓国「くっそ、統監府なんて物さえなければ……日本の犬め、死ねぇええええええ!!!!」
日本「ちょっwwwwwww何してくれてんのお前wwwwwwwww」
※また1909年、ハルビン駅で初代韓国統監にしてかつての日本の初代首相、明治維新の功労者・伊藤博文が韓国の青年・安重根によってピストルで暗殺された。
※韓国独立の為に青年が暗殺した伊藤博文が、実は日本政府内で韓国併合に反対していたことは歴史の皮肉だろうか。
これ韓国の行動が矛盾してて子供心にアホじゃないのって思ってました
そうやって見てみても世界史は面白い
177: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/14(金) 02:14:23.34 ID:GfIEFQ2o0
日本「んじゃー……そろそろいいよね?」チラッ
列強諸国「…………」プイッ
日本「韓国……いや、朝鮮は俺の領土にします!」
※こうして1910年、日本は列強諸国の黙認の下、韓国を併合した。
※日本は京城(現在のソウル)に朝鮮総督府を設置し、軍と官憲に力で支配する「武断政治」を行なっていく。
日本「うっし、晴れて俺のものとなったんだ。こりゃあ気合入れてくっきゃねえ!」
※だが、これは同時に日本のインフラ整備や教育整備などの恩恵を受けることも意味していた。
※既に世界の列強のひとつとなっていた日本の下、韓国は35年の時を過ごすこととなる。
【一方その頃、20世紀初頭の中国】(CV.キートン山田)
清「マジで改革します! 科挙廃止したり憲法作ったり国会開いたりします!!」
中国(駄目だこいつ……早くどうにかしないと)
※義和団事件後、清はまたも改革を打ち出す(公緒の新政)が漢人の知識人達の間では清朝に見切りをつける風潮が広まっていた。
※そしてそれは1911年に爆発する。
中国「もう清なんざいらねぇえええええええええええええええ!!!!!! マジでぶっ殺すwwwwwwwwwww」
清「ちょwwww馬鹿野郎wwwwwwwwwww誰を撃ってるwwwwwwwwwwふざける…………ドプフォ」ティウンティウンティウン
※一部の軍隊の武装蜂起から始まったこれが辛亥革命である。
[中国皇帝政治 紀元前221年~西暦1912年]
[その役割を終えここに静かに眠る]
中国「ざまぁwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
※「ラストエンペラー」宣統帝(溥儀)が退位し清朝は倒れ、始皇帝に始まり2000年に及んだ中国の皇帝政治は崩壊した。
192: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/14(金) 02:34:58.46 ID:GfIEFQ2o0
※しかし清朝が倒れたところで全てが丸く収まるわけもなく、
中華民国「あqwせdrftgひゅじこlp;@」
※1912年、アジア初の共和国・中華民国が成立するも革命は続き、国内はものすごい勢いでgdgdになっていった。
中華民国「ヒャッハーwwwwwwwww汚物は消毒だァアアアアーっッ!!wwwwwwwwwwwwwww」
※革命を主導した実力者が死ぬと、国内各地で軍閥(軍事力に物を言わせた地方政権みたいなもの)が割拠し、互いに争う時代が十数年続いていく。
※だいぶ端折ってます。
【極東で辛亥革命が一段落したりしていた頃:バルカン半島】
セルビア「死ねぇぇぇええええええええええ!!!」ズキューン
オーストリア=ハンガリー二重帝国「何してんだテメエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!!!!!」
※1914年6月末、セルビア人青年によるオーストリア皇太子夫妻暗殺事件が発生。
※この事件がヨーロッパの火薬庫に火を付け、史上類を見ない未曾有の大戦争へと世界を引きずり込んでいった。
※第一次世界大戦である。
※ヨーロッパでの筆舌に尽くし難い状況や、中東でのイギリス三枚舌外交などは今回は割愛。
※極東地域だけをさらっと触るだけにします。
※いや、させてください。深く突っ込んだらスレ使い切ります。
【第一次世界大戦下:極東】
ヨーロッパ諸国「極東なんざに兵力振り向けてる余裕ナッスィングwwwwwwwwwヨーロッパテラヤバスwwwwwwwwwww」
※ヨーロッパ戦線の泥沼化に伴って、ヨーロッパ諸国は勢力を極東(というか中国)から引き上げていった。
中国「お? なんかヨーロッパのウザい連中がやたら少なくなってるな」
中国「お? マジじゃん。やったな、これで……」
中国「ああ、これで……」
中国「思う存分殺し合いができるぜぇぇぇぇえええええええwwwwwwwww」
中国「ヒャッハアアアアアアアアアアアアアwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
※中国では、相変わらず軍閥同士で内戦が続いていた。
日本「……あれ? これって チ ャ ン ス じゃね?」
※そして当然、日本には勢力伸張のまたとない機会であった。
政府顧問に日本人雇えとか
権利根こそぎ持ってって本国ドイツは怒らないの
青島とかで直接に戦ってる
ドイツ「え? 中国の利権を日本がごっそり? 知るかぁああああああああああ!!!! 今それどころじゃねーんだよぉぉぉおおおおお!!!!!」
というわけでお膝元のヨーロッパで自分が生きるか死ぬかの大戦争やってたので極東地域の権益なんか構ってられませんでした
日本「え? ロシアで革命? 皇帝は処刑されて臨時政府が出来て? その臨時政府も倒れて? 今はソヴィエト?」
日本「ぶっころwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
※第二次ロシア革命によってロシアでソヴィエト政府が出来ると、日本や列強各国は1919年シベリア出兵(対ソ革命干渉戦争)を行った。
※だが、このシベリア出兵は、
日本「寒ぃwwwwwwwww冬将軍やべぇwwwwwwwwwwwwwww」
※かのナポレオン1世をも葬ったロシア名物冬将軍などによって失敗。他国が引き上げるなかずるずると続けた挙句に1922年、すってんてんになって撤退した。
※ちなみにこれのお陰で日本国内では米騒動が起きたりしている。
攻略できたのは遊牧騎馬民族くらい
周辺国は無視しなかったの?
【一方その頃、日本領朝鮮では】
朝鮮「独立マンセーwwwwwwwwwwwwwww」
【また中国・北京では】
中国「日本ファックwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
※1919年、有名な朝鮮の三・一独立運動、中国では五・四運動が起きている。
※これ以降、分裂内戦状態だった中国は反日・抗日で一致し、だんだんとまとまってゆく。
※いや、実際はまたものすっごいgdgdするんですけどねwww
【結局】
日本「あー、やっと終わった……疲れた」
日本「うはwwwwwwwwここが花の都パリwwwwwwwwwwwwww美しすぎワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
※そんなこんなで長かった第一次世界大戦も終わり、日本は戦勝国としておフランスはパリ・ヴェルサイユ宮殿に向かった。
※このパリ講和会議で日本はドイツ権益の継承を国際的に認められ、赤道以北のドイツ領南洋諸島の委任統治領も認められた。
日本「俺も晴れて列強の仲間入りwwwwwwwww感慨もひとしおってなもんですよwwwwwwwwwww」
※また、新設された史上初の恒久的国際組織・国際連盟の常任理事国として迎えられ、名実ともに列強国の一員となる。
※ちなみに当時の五大国は米・英・仏・伊・日である。
※なお、ヴェルサイユ条約調印の後、日本を含む列強各国は軍縮条約や不戦条約なんかをいろいろ結んだりしたのだが、
日本「めんどいから覚えなくておkwwwwwwwwwwwwwwww」
※それらが二十数年後に来る二度目の悲劇を防げなかったことだけは確かである。
こういう戦争による栄光は経済で成り上がるよりもずっとかっこ良く見える
【そして戦後:日本】
※さて、そんなこんなで強国となった戦後日本だが、
日本「やべー……金が無ぇ……」
※第一次世界大戦中は製造や海運などの戦争特需で、一部では札を燃やすほど好景気(例の「どうだ明るくなつたろう」のアレですよアレ)だったのが一転、不況にあえいでいた。
※そりゃ特需が無くなれば当然ですね。
※しかし悪いことってのは続くのが世の常です。
日本「じ、地震だぁぁぁあああああああああああああああ!!!!!!!!!!」グラグラグラ
※1923年9月1日に関東大震災が発生。
日本「ちょwwwww首都圏壊滅ワロタwwwwwww ワロタ……」
※東京や横浜といった首都一円に甚大な被害を受けたのだった。
※しかし、悪いことってのは本当に続くものです。
日本「あー、死ぬかと思った……」
※そして関東大震災からようやく復興しかけた1929年、アメリカ・ニューヨークのウォール街で世界を震撼させる出来事が起こります。
アメリカ「助けてくれぇ!! 株価の暴落が 止 ま ら な い 」
※1929年10月、ニューヨーク株式市場での株価の暴落を契機に、アメリカが前代未聞の不景気に突入したのだ。
※世界最大の工業国にして、第一次世界大戦を通じて一挙に世界最大の債権国(要するに金持ち国家ですな)となっていたアメリカの不況。
※この影響は、すぐさま「ほぼ」全世界に波及した。
※当然、ただでさえチアノーゼ起こしかけていた日本にも。
※さて、>>229では「ほぼ」全世界が恐慌に陥った、と言いました。
※そうです、声さえ出ない不況の大波をものともしなかった国がありました。
ソヴィエト連邦「アメリカだのイギリスだの列強様が軒並みが死亡寸前wwwwwwwこれだから欠陥システムの資本主義はwwwwwwwwwwwwwww」
※そうです、>>230さんの言うとおりです。
※1917年のロシア革命を経て1922年に成立したソヴィエト社会主義共和国連邦、いわゆるソ連は社会主義国家であったため世界恐慌の影響を受けませんでした。
※資本主義諸国の経済が軒並みマイナス成長、ひどいところは数十%台の後退を見せてる間、ソ連は順調に経済成長してました。
※時流ってのはあるもんですねぇ。
※この世界恐慌を受け、各国は直ちに対策に乗り出した。
アメリカ「公共事業しまくるよ! 新しく巻き直していくよ! いわゆる『ニューディール政策』だね!」
イギリス・フランス「自分のとこの本国と植民地以外のところからの製品にはありえないくらい関税かけるよ!
市場を自分達の身内で完結させるよ! いわゆる『ブロック経済』だね!」
※こうして、これらの国々は窮地を切り抜けた。
※だが、持たざる者もいるのが現実です。
日本「植民地とかロクに持ってねぇよボケェェェェエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!」
ドイツ「敗戦で植民地取り上げられたわくそがぁぁぁあああああああああ!!!!!!!!」
イタリア「俺も植民地とかほぼ無ぇよ……マジ死ぬ……」
※これらの国々は、世界恐慌の影響をモロに喰らってしまいました。
※あ、あと、オーストリアとかの中央ヨーロッパや東ヨーロッパ各国もまた涙さえ枯れ果てる状況になってました。
【世界恐慌の後:極東】
日本「駄目だ……経済がマジでヤバい……死ぬ……」
日本「そもそも何で俺は瀕死になってんだ……?」
日本「イギリスやフランスの奴らと何が違うんだよ、ちくしょう……」
日本「あ、そっか、俺にはロクな植民地が無いからいけないんだ」
日本「無いならどうすればいい?」
日本「簡単だ」
日本「無いならぶん取りゃ イ イ ン ダ ヨ !!!」
※これは日本だけではありません。同じく世界恐慌の甚大な影響を受けたドイツやイタリアでも、似たような結論に行き着きました。
※かくして日本の、いや、世界の歯車はだんだんと狂っていきます。
日本「植民地を取るには軍事力だ!!! ガンガン軍備を拡大しろwwwwww支配圏拡大wwwwwww支配圏拡大wwwwwww」
※長引く不況で国民の信頼を失った既成政党に代わり軍部の発言力が増大していきます。
鉄道「ぎゃー」ドカーン
日本「うわーてつどうがばくはつしたぞー(棒」
日本「というわけで軍を派遣しまっすwwwwwwwwwwwww」
※1931年9月、中国で鉄道が爆破されたこと(柳条湖事件)をきっかけに、日本軍が満州(中国東北部、朝鮮半島の北あたり)で軍事行動を開始。
※満州事変が勃発。
日本「オラオラオラオラ満州制圧wwwwwwwwマジ楽勝wwwwwwwwwwww」
※日本はたちまち満州全土を占領。
満州国「ちゃーっすwwwwwwwwwwww」
※1932年3月、清朝最後の皇帝・溥儀を執政(後に皇帝)として傀儡国家・満州国を建国させるに至る。
朝っぱらから怖い
※そんな日本の行動に、すぐそこの中国さんが黙って指咥えてるわけありません。
中国「ちょ、ちょっと国際連盟さーん!? 日本のこれ(軍事行動)怪しくないっすかー!?」
国際連盟「あー、とりあえず調査団派遣するわwwwwwwww」
※こうして中国の提訴によって、国際連盟リットン調査団を中国に派遣。
国際連盟「どうよ?」
調査団「あー、あの最初の鉄道爆破事件? あれ日本のマッチポンプ(自作自演)くさいっすわwwwwwwww」
国際連盟「――ってわけだから。決議とった結果、日本は中国から速やかに撤退。国連でこう決まったからwwwwwwwww」
日本「ふざけるな! こんな所にこれ以上居られるか! 俺は部屋に戻らせて貰う!!」
国際連盟(フラグ乙wwwwwwwwwww)
※1933年3月、日本は国際連盟を脱退。
※同年、1933年10月。
ドイツ(ナチス)「ヴェルサイユ体制はおかしい! 軍備する権利は平等だ!」
国際連盟「いやいやwwwwwwwwwねーよwwwwwwwwwwwwwwwww」
ドイツ「どうやら日本が正しかったようだな! 俺ももう限界だ! 部屋に戻らせてもらう!!」
国際連盟(フラグwwwwwwwwwwww)
※ナチス=ドイツ、国際連盟を脱退。
イタリア「俺もwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
国際連盟「えっ、何でwwwwwwwwwwwwwwww」
※1937年、ファシスト=イタリアも国際連盟を脱退。
【そして1937年7月】
日本「あれ? なんか今銃声しなかった?」
日本「ばんごー! いち! …………」
日本「……一人足りない」
日本「攻撃だ! 中国軍の攻撃だ!!」
日本「中国死ねぇぇぇぇえええええええええwwwwwwwwwwww」
※1937年7月、北京郊外・盧溝橋にて盧溝橋事件が発生。日本軍・中国軍両軍が交戦状態に入る。
※1945年まで続く日中戦争の始まりである。
※ちなみに盧溝橋は歴史あるとても美しい橋で、マルコ=ポーロの「世界の記述(東方見聞録)」にも記述があることから『マルコポーロ・ブリッジ』という別称もあったり。
これは自作自演じゃなくてガチ?
http://ja.wikipedia.org/wiki/牟田口廉也
牟田口 廉也は、日本の陸軍軍人。最終階級は中将。盧溝橋事件や、太平洋戦争(大東亜戦争)開戦時のマレー作戦や同戦争中のインパール作戦において部隊を指揮した。
(いろいろ省略)・・・牟田口に関しては司令官としての資質を疑問視する声が強い。
【中国の対応】
中国「これは内戦してる場合じゃねえwwwwwwwwとりあえず協力して日本ぶっ殺す方針でwwwwwwwww」
中国「うはwwwwwwwwおkwwwwwwwwwww把握wwwwwwwwwwwwwwwww」
※1937年9月、ずーっと内戦してた国民党と共産党に第二次国共合作が成立。
※中国人が一丸となって日本の侵略に対抗していく意志を確認した。
※ちなみに第一次国共合作は1924年~1927年にあった。
日本「うはwwwwww首都南京制圧完了wwwwwwwwwwwwwwww」
日本「ってあれwwwwwwwwwwww中国政府の奴らどこにも居ねえwwwwwwwwwwwwwwww」
※1937年末、日本軍は首都南京を占領するも、政府機能は既にさらに奥地の重慶に遷った後だった。
※この南京占領時に発生(らしい)したのが南京大虐殺。
※1938年以降、大陸戦線は泥沼化していく。
【同じく1937年】
ナチス=ドイツ「イタリア君もクソの国際連盟辞めたことだしwwwwwwwwここらで友達になろうぜwwwwwwwwwwwwwww」
ファシスト=イタリア「異議なしwwwwwwwwwwwww」
大日本帝国「賛成wwwwwwwwwwwwwww俺たち仲良しwwwwwwwwwwwwwwww」
※1937年、日独伊防共協定締結。
※この時点ではまだ軍事同盟ではなく、国際社会の爪弾き者達の寄り合い所帯でしかなかった。
【そうして2年くらい経った後のヨーロッパ】
ドイツ第三帝国「ポーランドに侵攻すっぞwwwwww優秀なるアーリア人の生存圏拡大wwwwwwwwwハイルヒットラーwwwwwwww」
ヨーロッパ諸国「ちょwwwwwwwwついにやらかしやがったwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
※1939年9月1日、ナチス=ドイツがポーランドに侵攻。9月3日、イギリス・フランスはドイツに宣戦布告。
※ここに第二次世界大戦が始まった。
ドイツ「厄介なソ連の野郎とは予めこの8月末に「お互いを攻撃しないよ協定(独ソ不可侵条約)」結んであるし無問題wwwwwwwwwww英仏なんぼのもんじゃーいwwwwwwwwwwwww」
ドイツ(ま、今だけだけどな。その内にあの熊太郎共も皆殺しにしてやんよ。俺はアカ(共産主義者)がでーっきれーだからな)
ソ連「うんうん、ドイツ君は攻撃しないよ! 代わりにちょーっとポーランドの一部貰うけどねwwwwwwwwww」
ソ連(野蛮人共が、今に見てやがれ……。戦争の準備が整い次第テメェらのアタマと胴体根こそぎ真っ二つにしてやっからな)
※ドイツとかロシアの条約の軽視っぷりは異常。あいつら条約のこと紙キレ一枚のことだと思ってるよね。
まぁこれはポーランドがドイツ挑発しまくった結果こうなったのだから自業自得
アメリカ「こらー戦争やめろーやめないとお兄さん起こるぞー」
※例によってアメリカは中立を維持。
ドイツ(よしよし、予想通り。やっぱアメリカは参戦してこないか。フランスはもうぶっ殺してパリ占領したし、イギリスも粘ってるが時間の問題だろ。あとは……)
ドイツ「ねぇねぇソ連君ソ連君!」
ソ連「なんだい親愛なるドイツ君?」
ドイツ「お前んとこに軍隊送ったからwwwwwwwwwwぶっころwwwwwwwwwwwwwwww」
ソ連「は!? ちょ、まだ戦争の準備出来てなっ……ってか条約! 不可侵条約があんだろ!!」
ドイツ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
※1941年6月22日、ナチス=ドイツは不可侵条約を無視してソ連領内に突入。独ソ戦が開始される。
ソ連「なんてなwwwwwwそうくると思って先に手は打っておいたからwwwwwwwwwww最強のシベリア軍団をドイツ戦線に投入したるwwwwwwwwwwww」
日本「えええ……? ソ連さんとドイツ君が戦争始めちゃった……。でも条約あるからドイツ君支援してソ連に攻撃できない……」
※1941年4月、日本とソ連は日ソ中立条約を結んでいた。
内戦作戦にはナポレオン並みの指揮能力が必要だというのに
日本「中国戦線は泥沼……ソ連には条約があるから手出しできない……俺はどうしたら……」
アメリカ「こらー日本も戦争やめろーこれ(ハル・ノート)受け入れないとマジぶん殴るぞー」
日本「…………!!!」ブチン
※1941年11月26日、アメリカは日本にハル・ノートを提示。日本はこれをアメリカからの最後通牒と解釈。
日本「殺られる前に…… 殺 る 」
日本「ぶっころwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
アメリカ「はwwwwwwwww何してくれてんのお前wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
※1941年12月8日、日本軍はフランス領インドシナ連邦進駐と同時にハワイのアメリカ軍基地を攻撃。
※第二次世界大戦の太平洋戦線での戦闘・太平洋戦争が勃発する。
※この攻撃で、日本は「眠れる獅子」アメリカ合衆国を戦争の表舞台に引きずり出してしまったのだった。
ドイツ「日本wwwwwwwwwwなんてことしてくれたんだお前wwwwwwwwwwwwww」
※1940年9月、日独伊は三国軍事同盟を結んでいた。これによってドイツも対アメリカ戦争に立たされることとなった。
ドイツ「……まいっか。遅かれ早かれアメリカのデブ野郎もぶっ殺すつもりだったし」
世界史って選択取らないと中学までの知識しか残らないよな
【第二次世界大戦総括】
※その後、物量に勝る連合国軍が各地で反撃を開始。
※ドイツはスターリングラード攻防戦で、日本はミッドウェー海戦で敗北。以後形勢は逆転し、枢軸国側は守勢に転じることになる。
※その後、ドイツは1945年5月に首都ベルリンが陥落し無条件降伏。
※残った日本も6月に沖縄を喪失。8月、2発の原子爆弾が広島と長崎に投下され、無条件降伏。
※第二次世界大戦は集結した。
もうちょっと互いに協力し合ってればまだマシだったんだろうか
それでいてアカデミー賞を例年通り開催したりスーパーマンのアニメ映画を上映してたりするから恐ろしい
何が怖いって本土攻撃をほとんど許さなかったってことだよ
【アイツの話】
イタリア「……あれ? 俺は?」
※めんどいし影薄いからカット。
イタリア「ひどい!!!!!!!」
【一応イタリアについて】
※1943年、迫る連合国軍に対して国王はムッソリーニを解任。パドリオ首班の新政府樹立。
※パドリオ新政府は連合国に無条件降伏。以後連合国軍として戦うことになる。
※ムッソリーニはローマから北部へ逃れて新国家を樹立。ドイツの軍事力を頼みに抵抗を続ける。
※しかしそれも1945年には崩壊。ムッソリーニは愛人と共に銃殺される。
※こうしてイタリアは第二次世界大戦を終えた。
【戦後中国】
中国「さーて、邪魔な日本も消えたことだし……」
中国「ああ、またおっぱじめるか。ド派手にな」
中国「「内戦再開wwwwwwwwwwヒャッハアアアアアアアアアアアアアアアwwwwwwwwwwwwwwww」」
※戦後、中国国民党と共産党が再び内戦を開始。
中国「勝ったっ! 資本主義完っ!」
※内戦は中国共産党が勝利。1949年10月、中華人民共和国成立。
※国民党政府は台湾に拠点を移し、中華民国政府として現在も存在している。
【以下、中華民国にかわりまして中華人民共和国がお送りします】
※当初、同じ社会主義国家としてソ連とは良好な関係だったが、1960年代になると、
中国「ソ連とかwwwwwww修正主義乙wwwwwwwwwwwお前らは共産世界の盟主にふさわしくねぇwwwwwwwwwwwwww」
ソ連「るっせーよ教条主義者がwwwwwwwwいいから黙って俺の言うこと聞いとけやwwwwwwwwwwwww」
※領土問題などから公開論争に発展。中ソの対立は根深くなってゆく。
※また、問題は外交だけではなかった。
中国「くぁwせdrftgyふじこlp!!!!!!!!!!!1111111111111」
※1966年から1976年、毛沢東の権力奪還運動をきっかけにプロレタリア文化大革命が発生。
※あえてこれの内容について詳しくは触れない。気になったら自分で調べてみて欲しい。胸糞悪くなること請け合いである。
【そして現代へ】
中国「あー、死ぬかと思った」
※文化大革命を乗り越えた後、反ソの立場から中国はアメリカと接近。
中国「民主化とかwwwねーよwwwwwwwwよそはよそwwwwwwwwうちはうちwwwwwwwwwwww」
※20世紀末の冷戦終結と東欧から押し寄せる民主化革命の中でも体制を維持し、世界でも数少なくなった社会主義国家のひとつであり続ける。
中国「でも社会主義一本槍じゃ流石に無理だな。ちったぁ妥協と金も必要か」
※また中国は経済特区を設け部分的に資本主義も導入。「世界の工場」と呼ばれるまでになっている。
※「核クラブ」の一員として、また国連安全保障理事会常任理事国の一角として、世界第二位のGDPを持つ経済大国として、現代世界に重要な位置を占めている。
毛「僕らあての批判を多いに受け付けますよー!みんなじゃんじゃん論争やってこうじゃん」
で中国全体で議論が出揃って、共産党への批判が架橋を越えたころに
毛「嘘じゃぼけぇ、誰が禿げデブやもう一回言ってみろ、全員殺す!!」
酷い孔明の罠
【戦後朝鮮】
北朝鮮「社会主義ぃぃぃいいいいいい!!!」
韓国「資本主義ぃぃぃぃいいいいいいいいいいいい!!!!!!」
※日本の敗戦によって日本から独立した朝鮮半島は北部をソ連、南部をアメリカなどが分割統治した。
※その後1948年、北部は朝鮮民主主義人民共和国、南部は大韓民国として独立国家となった。
北朝鮮「ぶっころwwwwwwwwwwwwwwwww」
韓国「ちょwwwwwwwwwwwwww」
※1950年6月、北朝鮮軍は突如韓国領に侵攻。朝鮮戦争が起こる。
※戦線は朝鮮半島をほぼ一往復し、戦場となった半島の全域が廃墟となった。戦線はその後北緯38度線付近で膠着したまま、1953年に休戦が成立した。
朝鮮はある意味米と露の代理から発生した争いなんだ
朝鮮戦争は国連軍側の混乱がひどくて、
米軍は子供を共産主義者として引っ立てて処刑し始めた韓国警察に呆然
各国軍の足並みがなかなか揃わず英軍はトルコ軍でないと側面を任せられないと抗議
おまけに終戦後には韓国内外で悪名高い李承晩が各国へ「戦時の土地使用料」を請求して愕然とさせる始末
そうなってたらソ連担当の北海道と東北は死んでた
なにそれ怖すぎワロエナイ
あれって確か降伏しないで最後まで戦ってたイタリアの軍隊があったはずだぞ
このスレでは第二次大戦中のイタリアは存在感薄いものの、
・アフリカ戦線のフォルゴーレ師団は13倍の歩兵、70倍の戦車を誇る敵部隊の攻勢を数度にわたって撃退
・対ソ戦に向けられた騎兵隊(機械化にあらず)は3倍以上の敵兵を相手にして大勝、多数の兵器を分捕る
・山岳兵アルピーニは冬と山を味方につける部隊
東部戦線では包囲下におかれたものの指揮官が先頭に立って「師団、前進!」の号令で突撃、強行突破
・イタリア降伏後も一部の部隊は「イタリア社会共和国」軍として北部で転戦、独軍からも活躍を賞され、終戦まで戦い続けた
等々多くの猛者を輩出してたり
ローマ帝国軍の魂は忘れられてはいなかったんだな……
【朝鮮戦争後~現代】
北朝鮮「俺は俺のやり方でやっていくからwwwwwwwwwwww」
※北朝鮮はその後、独自の閉鎖的な社会主義体制を維持。2011年には新指導者が就任している。
韓国「俺は資本主義国家らしく経済を発展させるしwwwwwwwwwww」
※韓国はその後、大統領に強力な権限を与える開発独裁体制となり、経済発展を遂げる。
※経済が十分発展した1990年代以降は漸進的に議会政治への置き換えを図っているが、未だ大統領は強力な権限を持っている。
韓国「……ま、ちったぁ仲良くしようぜ? 兄弟?」
北朝鮮「…………ふんっ」
※1991年、南北朝鮮は国連に同時加盟。2000年、南北首脳会談実現。統一への道を模索している。
【戦後日本】
日本「戦争は悪いことだな、うん。核兵器もいけないものだ」
※終戦後、日本は憲法で非武装を掲げ、西側諸国の資本主義陣営の一員として再スタートする。
日本「特需うめぇwwwwwwwwwwwwオリンピックうめぇwwwwwwwwwwwwwwww」
※間もなく起こった朝鮮戦争による米軍特需、それを起爆剤にした高度経済成長によって、1960年代には日本はアメリカに次ぐ世界第二位の経済大国となる。
アメリカ「あー、朝鮮戦争で手一杯だわ。日本も再軍備しろよ」
日本「マジすかwwwwww俺ら憲法で軍隊持てないようになってるんすけどwwwwwwww」
アメリカ「ダイジョブダイジョブ。これ『戦力』じゃなくて最低限の『実力』だから。憲法でも自衛力までは禁止してないし」
日本「そういう問題っすかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
※こうして誕生した警察予備隊は保安隊を経て、現在の自衛隊となっている。
※この自衛隊が合憲なのか違憲なのか、未だ結論は出ていない。
【現代の日本】
日本「バブルがはじけたらヤバいくらいずっと不景気でござる」
※バブル崩壊後、日本経済は「失われた10年」とも呼ばれる長引く不況にあえいだ。
※21世紀に入ってからも政治と経済の混乱は続いている。
日本「ぐわあああああああああ地震だあああああああああああ!! うわああああああ津波だああああああああああああ!!! あああああああああ原発がぁぁぁあああああああああああ!!!!!!!!」
※また、相次ぐ災害や事故もそれに拍車をかけている。
※かつて、度重なる困難から暴走の道を進んだこの国が今度はどのような道を歩むのかは、まだ誰にもわからない。
-おわり-
.
さあ寝るか
6時間越えの長征になるとはなw
面白かったよ
みんなありがとう!!
始めた時はほんの軽い気持ちだったんだ……まさか徹夜で10時間もかかるとは……腱鞘炎になるところだった
お前らの合いの手や感想や指摘があったおかげだよホント!!
こんな歴史専攻でもない理系人間の長スレに付き合ってくれたお前らに最大限の感謝を!
さて……出る時間までちょっと寝よう
では!
_____________
| (^o^)ノ | < おやすみー
|\⌒⌒⌒ \
\|⌒⌒⌒⌒|
あ、いっけね これ言うの忘れてた
[!]【注意】
このスレには特定の地域・団体・国家を貶める意図はありません。
一部事実と異なる表現がありますが、話を簡潔かつスムーズに進めるためのもので、歪曲した事実を伝えるためではありません。
もしくはただ単に>>1のアホが間違えてるだけです。
どうかご了承ください。
勉強になった
日本分断って話があったけど、当時の人からみれば朝鮮半島で分断されてんだよね
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1001:以下、名無しにかわりましてクズ吉がお送りします:2012/00/00(日) ID:lifehackest
- アニメ好きなリア充が増えてるけどアニヲタはどう思ってるの?
- アジアの国々ってなんで仲悪いの?
- ブックオフで立ち読みしてる奴何なのさ
- 研究室楽しすぎワロタwwwwwwww
- 宇宙には地球人より文明とかが進んでる星があるはずなのに
- NHKでエ口キタ━━━━━━ヽ(´∀`ヽ)━━━━━━ !!!!!
- 未婚率の増加とオタクを結びつけるのをやめてくれませんか? 僕はとても嫌な気持ちになるんです。 何でほっといてくれないんですか
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ネトウヨに特有の独善的で一方通行の歴史認識に陥ることなく、日本が俗に言う「十五年戦争」に引き込まれていく原因として、国内問題としての既成政党(憲政党・立憲政友会)の信頼の低下や、世界恐慌の余波である昭和恐慌のような経済的閉塞を要因に挙げて冷静に分析している点は良い。
ただ、韓国支配は国外市場の拡大という経済的要請というよりは、帝政ロシアの南下を阻止する上での地政学的な要請に基づく対外政策であるかと思う。従来のネトウヨみたいに、併合前夜の韓国の世論を韓国合邦推進の一枚岩として、一面的に捉えていない点もバランスが取れている。全体的に中立的でなかなか良くできている。